親知らずは抜かなきゃダメ?!

こんにちは(o^^o)庄子です・:*+.\(( °ω° ))/.:+

 

患者さんに「今日は何処かお痛みがある場所はございますか〜?」と聞きますと、「親知らずが痛くて・・」と悩んでいる方がたくさんいますね(O_O)💦

今日は親知らずについての解説と、親知らずが生えてきたために起こるトラブルを紹介します(・∀・)

 

親知らずとは・・?

人間の歯は、ふつう15歳くらいまでに上下28本の歯が生え揃います。その後、20歳頃に永久歯の中で1番最後に親知らずが生えてきます。

人によっては生えるスペースがなくて、顎の骨の中に埋まったままになってしまうこともあり、きちんと生えてこなかったり、生えてくるときに痛みがあったり、ちょっと厄介な歯でもあります。゚(゚´ω`゚)゚。

わたしは、下の左右に親知らずが埋まっていますが、生えてきていません(^_^)上の親知らずは元々ありませんでした!!

人によっては全くない方もいますし、全部生え揃っている方もいますし、横に生えてたりする方もいて色々です(・∀・)

 

では、親知らずは抜かなきゃいけないってよく聞きますが、本当に抜かなきゃいけないのでしょうか??

多くの場合、抜くことがベストの治療法と考えられますが、きちんと生えて上下で噛めるなら抜かなくてもいい場合もあるんです(・∀・)

親知らずを抜くか抜かないかは、親知らずが原因となって、何らかの支障が出るか出ないかによります。また、親知らずだけの問題ではなくて、その前にある歯に対する影響度や歯並び全体を考えて決めていくことになりますので、まずは先生に診てもらいましょう(^_^)

 

親知らずが生えてきたために起こるトラブル

・痛みがある、歯茎が腫れる

上下の親知らずで歯茎をはさみこんでいる場合や、生えてきた親知らずが歯茎にあたって炎症を起こし始めている可能性があります。親知らずの周りの歯茎は食べ残しが溜まりやすく、炎症を起こしやすい状態になっています。

 

・虫歯になる

親知らずは他の歯に比べると、歯の質が弱いらしいので、虫歯になりやすいです。゚(゚´ω`゚)゚。

1番奥に生えるのでお手入れもしづらいのも原因ですね(O_O)

 

・噛み合わせがおかしい

親知らずと向かい側の1つ前の歯とぶつかっている場合があります。ズレた状態で噛み合わせが起こっているので、アゴがガクガクしたり、異常に歯がすり減ったりします。上アゴの親知らずは抜いたけど、下アゴの親知らずが生えてきた!?そんな場合に起こる症状です。

 

・歯並びが悪くなった

15歳くらいまでは歯並びがよかったのに、大人になってから歯並びが悪くなることがあります。これは親知らずが原因です。親知らずが生えてくるときに、後ろから手前の歯を押しているのです。