みなさんこんにちは!青葉会事務局の庄子です!いつもご利用いただきありがとうございます!
歯科医院に来院するきっかけとして、歯が痛い・詰め物が取れた・入れ歯が合わない・歯石を取りたいなどの理由が多いですが、こんな理由で来院される方もいます・・「歯を磨くと歯茎から血が出る」
みなさん歯を磨いていたら歯茎から血が出たことはないですか?強く磨きすぎたかな?とか歯ブラシで歯茎を傷つけてしまいそれが原因で血が出ていると思ってしまいがちですが、実は別の理由もあります。
歯茎から血が出る理由
歯磨きをサボっていたり、磨いていてもしっかり磨けていないと細菌の塊である歯垢が歯と歯肉の境目に溜まります。そうすると毛細血管がそこに寄ってきて自分の体を守るために白血球がそこに集まってきます。そして細菌と白血球が戦います。毛細血管は細くて弱いので歯ブラシですぐ破れて血がでます。
そうすると、歯磨きをして血が出るということは、歯磨きがちゃんと出来ていなくて磨き残しの細菌が溜まっているというサインになります。「歯を磨くと血がでるのであんまり磨かない方がいいですか?」と質問されることがありますが、これは逆です!血が出る人ほどちゃんと磨いて下さい!!
歯磨きのポイント
①歯垢のつきやすいところに注意
歯で歯垢がつきやすい部分はどこだと思いますか?
「歯と歯の間」「歯と歯肉の境目」「かみ合わせの面」です!順番を決めてハブラシの毛先がしっかり届くように磨いていきましょう。歯と歯の間はハブラシだけでは不十分なのでデンタルフロスや歯間ブラシを使いましょう。
②ハブラシの当て方
毛先を歯と歯肉の境目、歯と歯の間にきちんとあてましょう。毛が開ききったハブラシはきちんと歯面に当てられないので、新しいものに変えましょうね。
③歯磨きの力加減
150~200g程度の軽い力で磨きましょう。あまり力をいれすぎると毛先が広がってしまい上手く磨けなくなります。
④動かし方
磨くときは小刻みに動かしましょう。1~2歯ずつ磨くのがいいでしょう。
⑤ハブラシの持ち方
ハブラシのも仕方には握って持つ持ち方と鉛筆を持つような持ち方がありますが、磨く場所によって持ちやすい持ち方で磨きましょう。ただ、力が入りやすい方は鉛筆を持つような持ち方で磨くといいです。
他にもハブラシを縦にあてたりかかとを使ったり磨く場所によってテクニックが沢山あります。歯科医院に来て歯科衛生士にブラッシングの仕方を学びましょう(*^^*)
歯茎からの出血が気になる方はまずは歯磨きの仕方を改善してみましょう!