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歯周病⑤

こんにちは!仙台市宮城野区パーク歯科クリニック、院長の相澤です。

今回の歯の豆知識、歯周病に関しての後半です。

今までは歯周病の原因と治療に関しまして説明を行ってきました。
今回からはその原因やその怖さをお伝えできればと思います。

 

 

まず、歯周病は全身疾患と非常に深いかかわりがあります。
つまり歯周病になっている方は他の病気になっている、あるいは影響を受けていることがあるのです。

 

特に
①糖尿病
②心疾患
③脳血管疾患
とは密接な関係があります。

 

①に関しまして、歯周病は糖尿病の合併症の一つと言われています。
実際、糖尿病の人はそうでない人に比べて歯肉炎や歯周炎にかかっている人が非常に多いのです。
さらに歯周病になると糖尿病の症状が悪化するという逆の関係も明らかになってきました。

 

ですので、これははっきりと言えるのですが、歯周病治療がうまくいくと、糖尿病の症状が改善することも分かってきています。
具体的には、歯周病を合併した糖尿病の患者さんに、抗菌薬を用いた歯周病治療を行ったところ、血糖値のコントロール状態を示すHbA1c値も改善するという結果が得られています。

 

その糖尿病、その病気自体にはどのような怖さがあるのでしょう?

 

糖尿病とは、血液中のグルコース濃度(血糖値)が調整できずに(下げることが出来ずに)、高い数値を示してしまう状況です。
日本では強く疑われる人が約890万人、可能性を否定できない人が約1320万人、合わせると実に2,210万人の患者さん(予備軍とされる方)がいます。

ある意味、非常に身近にある疾患とも言えるかもしれません。

しかし、とても危険、リスクのある病気でもあります。
僕の周りにも糖尿病予備軍とされる方、残念ながらはっきりと症状が出てしまい、治療している方はいます。
40歳になると、友達同士でお酒を飲む機会にはそのような話題になります。

 

糖尿病が怖いのは、ある程度まで進行してしまうと心臓の病気が重篤化することもあることです。
心筋梗塞の時の胸の痛み、糖尿病が進んでいる方だと痛覚に鈍くなっており、気がつきにくいということがあるようです。
そして気がついた時には、重症化していることが多いそうです。

また、糖尿病は家系的にもみられることが多いようです。
祖父母、両親で糖尿病になっている方がいれば、いまは全く症状がなくても注意すべきかと思います。

次回も、歯周病と全身疾患との関わりについて説明させていただきます。

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