感染症について

みなさんこんにちは!

パーク歯科クリニック 管理栄養士 兼 歯科助手の池田です😌

今年もどうぞよろしくお願いいたします☺️✨



今回は感染症についてお話ししたいとおもいます。
まず、感染症とは環境中『大気、水、土壌、動物(人も含む)など』に存在する病原性の微生物が、人の体内に侵入することで引き起こす疾患です。


私たちの身の回りには、常に目に見えない多くの微生物(細菌、ウイルス、真菌(カビ、酵母等))が存在しています。 その中で、感染症を引き起こす微生物を病原体といいます。


感染症は、感染力、罹患した場合の重篤性などに基づく総合的な観点ならみた危険性の高さによって1〜5類感染症に分けられています。


就業制限が課せられるのは1〜3類感染症、および新型インフルエンザの患者または無症状病原体保有者とされています。

最も危険性が高いのは1類感染症となっています。


〈1類感染症〉
1類感染症が最も危険であり、原則入院となっており、就業規制が定められています。
→エボラ出血熱、クリミア、コンゴ出血熱、南米出血熱、痘瘡、ペスト   



〈2類感染症〉
状況に応じて入院、終業規制が定められています。
→ポリオ、ジフテリア、結核、鳥インフルエンザ(H5N1)(H7N9)、中東呼吸器症候群(MERS)、重症急性呼吸器症候群(SARS)



〈3類感染症〉
特定の職業への就業によって集団発生を起こしうる感染症
→コレラ、腸管出血性大腸菌感染症、細菌性赤痢、腸チフス、パラチフス 



〈4類感染症〉
動物、飲食物などの物件を介してヒトに感染し、国民の健康に影響を与える恐れのある感染症です。人から人への伝染はありません。
→デング熱、マラリア、ジカウイルス感染症、日本脳炎、狂犬病  など




〈5類感染症〉
国が感染症の発生動向の調査を行い、発生、まん延を防止すべき感染症
→エイズ、風疹、麻疹、インフルエンザ(鳥インフルエンザ、新型インフルエンザ等を除く)など



○感染の仕方

・空気感染…咳やくしゃみで排出された飛沫が、乾燥されて微小粒子もなって空気中に漂っているときにそれを吸入して感染すること(結核、麻疹など)

・飛沫感染…咳やくしゃみによるしぶき(飛沫)を直接浴びて吸入して感染すること(インフルエンザ、風疹、マイコプラズマ肺炎など)


・経口感染…病原体に汚染された食品などによって感染すること(ノロウイルスなど)

・接触感染…皮膚や粘膜の直接的な接触によって感染すること(ロタウイルスなど)


・エアロゾル感染…密閉された環境で長時間、高濃度の「エアロゾル」(ごく小さな粒子)にさらされた場合に感染すること


インフルエンザや、新型コロナウイルスが流行している中、私たちにできる予防法としては、やはりマスク着用、手洗いうがいをしっかり行うこと、人混みを出来るだけ避けること、などであり、これらを意識した行動することが大切です。


まだまだ寒さが厳しい季節ですので、体調管理に気をつけ、元気に春を迎えましょう!😊