よく噛むこと


みなさんこんにちは!
パーク歯科クリニック管理栄養士・歯科助手の池田です!


今回は『噛むことの大切さ』についてお伝えしていきたいと思います。

みなさんは、普段食べ物を食べるときにしっかり噛んでから飲み込んでいますか?
早食い癖がある方は要注意です!!
実は、よく噛んで食べるということには、良いことがたくさんあります!
早速どんないいことがあるのか、ご紹介していきたいと思います。


①食べ物の味がよくわかる
→よく噛んで食べることで、食べ物を味わって食べることができます。

② 食べ過ぎを防ぐ
→よく噛んで食べることで食べる時間が長くなり、ゆっくり味わえ、満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防いでくれます。

③言葉をはっきり発音できる
→ しっかりと噛むことで、顔の筋肉が鍛えられます。それにより、上手に舌を動かし、口を開け発音することができます。

④ お腹の働きを助ける
→ 唾液は噛むことで分泌量が多くなります。よく噛んで食べることで、口の中で唾液がたくさん出て食べ物とよく混ざります。唾液の中には消化を助けてくれる酵素が含まれているので、消化させやすくしてくれます。
また、食べ物を噛み砕いで小さくしてくれるので、お腹の中で食べ物を早く溶かすことができます。

⑤歯の病気予防
→よく噛んで食べることで唾液量が増えると言いましたが、これは歯にとってもとても大切なことです!唾液には食べ物のカスや細菌を洗い流す作用もあり、むし歯や歯肉炎の予防にもつながっていきますよ!!


また、こんな語呂合わせもあるので紹介しますね♪

『ひみこのはがいーぜ』
ひ: 肥満予防
み: 味覚の発達
こ: 言葉の発達
の: 脳の発達
は: 歯の病気予防
が: がんの予防
いー: 胃腸快調
ぜ: 全力投球

このように、よく噛んで食べることにはたくさんのメリットがあります!



最後に、、
よく噛むってどのくらい??


よく噛む目安はおおよそ30回程度と言われています。
試しに今日のご飯を、少ない回数噛むのと30回噛んでみて違いを確かめてみてくださいね!白米で試してみると甘みの違いがさらによくわかると思います!

あくまで目安の回数ですので、食べ物によって変えてみてくださいね😊
(1番は美味しく食べることですので、噛むことだけに意識がいかないように注意してくださいね!)

よく噛んで食べることで、いつもよりも食べ物を味わって食べることができるのではないでしょうか?
ご紹介したほかにも多くのメリットがあるので、是非、これから心がけてみてくださいね♪