動画で説明~セラミック編~

みなさんこんにちは!青葉会事務局の庄子です!いつもご利用いただきありがとうございます!

歯の治療をする時に、詰め物や被せ物をしなくていけない場合があります。その時に歯の修復物として使うことができる材料の選択肢がいくつかある事はご存知ですか?

『保険でいいです』と最初から決めている方もいると思いますが、保険適用の治療でも選択肢がある事、そして健康保険では使えない材料も選択肢としてあること、そしてどのように決めていけばいいのかを今日は最初に説明していきます。

健康保険適用の材料

健康保険適用の歯科の材料として使える物は金属とプラスチックです。例えば、奥歯に被せ物をしないといけない時は、銀色の金属の被せ物になります。前歯だと金属の被せ物の表面にプラスチックを貼り付けた被せ物になります。

そして、この前歯バージョンの被せ物は上下前から数えて3番目から3番目の歯にしか使えません。(犬歯までは保険を使っても表面は白いプラスチックになります)

では4番目以降の歯はというと・・・金属になります。犬歯の後ろの歯が金属になってしまうと、とっても目立ちますね。笑った時に銀歯が見えると素敵な笑顔も台無しです。

ただ、健康保険適用でも4番目以降の歯も白くすることが可能です。

上下4番目・5番目の歯は保険適用のCADCAM冠というプラスチックでできた被せ物をすることが可能です。(保険でも銀歯より少し費用は高くなります)

歯と同じような色で作ってもらえるので、銀歯よりは見た目に関して違和感はないでしょう。ただ注意が必要なのが、CADCAM冠は取れやすい・割れやすい・欠けやすい・など耐久性にあまり優れていないのと、時間が経つと変色してしまいます(プラスチックは吸水性があるので、食事をするたびに着色していきいずれは黄ばんできてしまうのです)

4番目・5番目以降の歯も保険適用のプラスチックで白くすることは可能ではありますが、金属アレルギーの診断書が必要である・・などの色々な条件があるのと、何よりプラスチックは耐久性に優れないので、先生の判断で出来ないこともあるのです(すぐに壊れてしまうのが分かっているのに、先生も積極的にはすすめられませんからね・・。)

では、CADCAM冠や前歯の被せ物のようにプラスチックを使ったものは変色したり、耐久性に優れないものは嫌だ、上部でも見た目を気にするので金属が見えるのは嫌だ・・と思う方はどうすればいいのかというと・・「セラミック治療」という選択肢があります。

セラミック治療とは?

セラミックは金属を使わないので、金属のアレルギーの心配もないですし、銀色ではなく、歯と同じような色で透明感もあり審美に関しては満足度が高いものになります。また、プラスチックのように変色することがないので、時間がたっても綺麗さを保つことが可能です。また、見た目だけではなく、耐久性にも優れ、汚れが着きにくかったり、歯にしっかりくっつくのでCADCAM冠や金属の被せ物よりも虫歯の再発をある程度防ぐこともできるという利点もあるんですよ!

ただ、セラミックは保険適用ではないので自費で費用が高くなります。そして、高いものを入れたからと言ってもう安心!!ではなく、しっかりホームケアと歯科医院でのメンテナンスをしていかないと虫歯や歯周病になってしまい、被せ物ごと抜歯・・・になったら大変なので油断しないように気を付けないといけません。

また、セラミックの他にもメタルボンド(金属のフレームにセラミックが覆われているもので、見た目の美しさと耐久性を合わせた物)やホワイトクラウン(ジルコニアを使ったもので金属を使わないが強度がとても強いもの)やゴールド(見た目は賛否両論あるが、耐久性・適合性に優れ歯に優しい材料)で被せ物を作ることも可能です。

☆見た目の美しさにこだわりたい

☆健康面を大事にしたい

☆長持ちするものがいい

☆機能性に優れたものがいい

☆費用をおさえたい

・・など一人一人色々な価値観、希望などがあると思いますので、どんな選択肢があるのかをカウンセリングで詳しく聞いてから決めていきましょう。歯は体の一部なので大事にしましょうね(*^^*)

セラミック治療に関しての説明動画がありますので、参考に是非ご覧になって下さい↓↓