みなさんこんにちは。
4月1日に入社しました歯科衛生士の松倉と言います。新しい環境で戸惑うことが多くありますが、明るく前向きに頑張っていこうと思います!
簡単に自己紹介させていただきます。
出身→青森県八戸市
趣味→散歩、漫画を読むこと
好きな食べ物→クッキー、タルトケーキ
甘いものが好きなのでもしおすすめのスイーツがあったら是非教えてください!
これからよろしくお願い致します。
今回は、大人の歯(永久歯)が抜けてしまう原因についてお話ししたいと思います。
原因で1番多いのは、『歯周病』です。全体の約42%もあります。
2番目は、虫歯です。これは約32%です。
3番目は、歯の破折です。約11%です。
4番目は、歯並びなどの矯正治療の中で抜いてしまうことです。約1%です。
そしてその他の原因が13%あります。
これを見ると、虫歯が原因で歯が抜けるより、歯周病が原因で歯が抜ける方が多くあります。
では『歯周病』とはなんなのかについてお話ししたいと思います。
歯周病とはお口の中の細菌が原因で歯の周りの組織がなんらかの障害を受けている状態の事を言います。
具体的な症状は、
1、歯茎が赤く腫れる
2、プラーク(細菌の塊)や歯石が歯の周りに
付く
3、歯を支えている骨が溶けることによって歯茎が下がる
4、歯のぐらつき
になります。
歯周病が進むとどんどん歯を支えている骨が溶かされて歯のぐらつきが大きくなります。
そして最終的には歯が抜けてしまいます。
歯周病の原因は、『プラーク』と言われる細菌の塊が出す物質で起こる炎症です。
これは一種類の細菌で起こるのではなく、複数の細菌によって起こります。
そのほかの原因は、『歯石』です。
この歯石は先程のプラークが唾液に含まれるカルシウムなどによって石灰化した物です。
歯石自体には、プラークほど害はありません。
しかし表面がザラザラしているので、プラークがつきやすくなります。そしてそれが歯茎の歯周ポケットの中に作られるとプラークがつきやすくなるというだけでなく、歯茎を刺激して炎症が起きやすくなります。
そして、歯周病の症状が見られる人は、40〜69歳以上の方で約80%に達します。
歯が抜けてなくなってしまうと、食べ物を噛む力が下がります。
自分の歯が全てある人の力を100%とすると
全て入れ歯の人の力は約25%〜30%にまで下がってしまいます。
食べ物が噛みにくくなるので、食べられるものが減ったり、食事の時間が長くなってしまったりと食事の楽しみが減ります。
歯周病を予防して、いつまでも健康で楽しく食事をしていきたいですね!