ホワイトスポットについて

こんにちは🌞歯科衛生士の夕向です🦀

最近あったかくなってきて自転車通勤もつらくなくなってきました!春は暑すぎず寒すぎずで丁度いい季節ですよねっ!ただ嫌なのは虫がでてくることです🪱蜘蛛は私の最大の天敵なのでほんといやです。最近1キルしたばかりなのでこれ以上家に出てこない事を祈るばかりです🤞最近、母が可愛いお菓子をおくってくれまして、柴犬の絵がかいてあるんです!とても可愛くて食べるのがもったいないなぁと思いながら食べました🌟

さて、今回はホワイトスポットについてお話しします。歯にできた白い斑点模様、鏡などみて他の歯とは違う白くなってるな、と気になる方もいるかなと思います。この白い斑点は何なのでしょうか?

この斑点の事はホワイトスポットと呼ばれるもので、できる原因は二つ考えられます。

一つ目は、初期虫歯です。虫歯は黒く穴が開くのを想像されるかと思いますが、実はその始まりが白い斑点である場合があります。歯の表面からミネラル成分が溶け出す脱灰(だっかい)という状態になると、歯は光を失って白く濁り始めます。これが初期虫歯になり、そこに食べかすなどの汚れが溜まったままにしていると穴が空いて黒くなっていきます。しかし、脱灰をしたからといって必ず虫歯が進行するわけではありません。脱灰は再石灰化という歯の自浄作用のようなもので、虫歯の進行を抑制する働きの一部分でもあります。

二つ目はエナメル質形成不全と呼ばれるものです。これは、遺伝や生まれつきの病気、幼少期に発熱や栄養障害によって、歯の表面のエナメル質が正常に形成されない病気のためにできる白い斑点です。

エナメル質形成不全の場合、初期虫歯と違って、再石灰化による治癒は期待できません。

また、ホワイトスポットは、ホワイトニングをする際に薬液がそのホワイトスポットに付着してしまうと、さらに白く目立ってしまうことがありますので、ホワイトニングを行う際はそのホワイトスポット部分を避けて薬液を塗布することもあります。

初期虫歯は歯磨きの不良がおおきな原因です。まずは正しい歯磨きを行い、食生活を改善することが最も大切です。その上でフッ素やMIペーストのようなケア製品わ使用すると、溶け出したリンやカルシウムが再び沈着します。再石灰化により、初期虫歯はほぼ健全な歯質にもどりますが、ホワイトスポットまで改善することは稀です。

なので、幼少期に生え替わりで大人の歯がはえてきたらしっかり仕上げ磨きなどで初期虫歯を予防する事が大切です。