舌磨きについて

こんにちは!歯科助手の門馬です🌻

6月から分院勤務になり、まだ慣れないことも多く、毎日学ぶことばかりですが、たくさんの患者さんと関わりながら、お口の健康について改めて勉強する日々を過ごしています📖

今回は、普段あまり意識されることの少ない「舌磨き」についてお話しします。

毎日歯磨きを頑張っている方は多いと思いますが、「舌」までお手入れしていますか?

実は、お口の中を健康に保つためには、歯だけでなく舌のケアもとても大切です。

鏡で舌を見たときに、白っぽいものが付いているのを見たことはありませんか?

これは「舌苔(ぜったい)」と呼ばれるもので、細菌や食べかす、古くなった細胞などが舌の表面に付着したものです。

舌の表面には細かい凹凸がたくさんあり、その隙間に汚れがたまりやすい構造になっています。そのため、歯をきれいに磨いていても、舌に汚れが残っていることは珍しくありません。

舌苔が増えると、お口のニオイの原因になるだけでなく、お口の中の細菌が増えやすくなってしまいます。

実際に、口臭の原因の多くはお口の中にあるといわれており、その中でも舌苔は大きな原因の一つです。

「朝起きたときに口の中がネバネバする」「家族に口臭を指摘されたことがある」「マスクをしていると自分の息が気になる」という方は、舌苔が関係している可能性があります。

また、高齢になると唾液の分泌量が減ったり、お口の動きが少なくなったりすることで舌苔が付きやすくなることがあります。

そのため、年齢に関係なく、舌の状態を時々チェックする習慣をつけることがおすすめです。

では、舌磨きはどのように行えばよいのでしょうか。

「歯ブラシでゴシゴシ磨けばいいのかな?」と思われる方もいらっしゃいますが、実は強くこするのはおすすめできません。

舌はとてもやわらかくデリケートな組織です。歯ブラシで強く磨いてしまうと、傷がついたり、ヒリヒリしたりすることがあります。

舌磨きをするときは、できるだけ専用の舌ブラシや舌クリーナーを使用しましょう。

舌ブラシは毛先がやわらかく、舌を傷つけにくいように作られているため、安心してお手入れができます。

磨くときは、舌を軽く前に出し、舌の奥から手前へ優しくなでるように動かします。

力を入れる必要はありません。

「汚れを取ろう」と何度も強くこすると、舌を傷つけてしまう原因になりますので、2~3回程度を目安に優しく行いましょう。

また、舌磨きを行うタイミングは朝がおすすめです。

寝ている間は唾液の分泌量が減り、お口の中の細菌が増えやすくなります。

そのため、朝起きた直後に舌磨きをすることで、細菌や舌苔を取り除き、気持ちよく一日をスタートすることができます。

一方で、舌磨きは毎日何度も行えばよいというわけではありません。

舌苔がほとんど付いていない方や、舌がきれいなピンク色をしている方は、無理に毎日磨く必要はありません。

磨きすぎは舌を傷つけたり、味を感じる細胞に負担をかけたりする可能性もあるため、1日1回を目安に、優しくケアすることが大切です。

もちろん、舌磨きだけでお口の中を健康に保つことはできません。

毎日の歯磨きに加え、歯ブラシでは届きにくい歯と歯の間はデンタルフロスや歯間ブラシを使用することが大切です。

さらに、ご自宅でのセルフケアだけでは落としきれない汚れや歯石は、歯科医院での定期的なクリーニングで除去することをおすすめしています。

毎日のセルフケアと定期的なメインテナンスを組み合わせることで、むし歯や歯周病の予防だけでなく、お口の中を清潔で快適な状態に保つことができます。

「舌ブラシはどんなものを選べばいいの?」「自分の舌は磨いたほうがいいのかな?」など、気になることがありましたら、ぜひお気軽にスタッフまでご相談ください。

私たちは、患者さん一人ひとりのお口の状態に合わせたセルフケアの方法をご提案しています。

毎日の歯磨きに少しだけ舌磨きをプラスすることで、お口の中がすっきりし、口臭予防にもつながります。

お口の健康は、歯だけでなく舌のお手入れも大切です。

ぜひ今日から、歯磨きとあわせて舌のケアも習慣にしてみてくださいね。