クレンチング

こんにちは(^ω^)庄子です!!

花粉の季節になりましたね(´;ω;`)しかし私はまったく花粉症ではないので大丈夫です。でも、花粉症で辛そうな方々を見てるのは辛いですね(´;ω;`)花粉に負けずに頑張りましょう!!

 

さて、今日は「グレンチェック」についてです!

まずは質問です!私たち人間は上の歯と下の歯がかみ合って接触している時間は1日でどれくらいの時間でしょうか(・∀・)??

・・食事の時は必ず噛みますし、1日3回は食事があるし、食べる以外にも噛むときがあるし。。

 

難しいですね(OvO)実は意外と短くて、1日に計15〜20分間と言われています(・∀・)

私たちは意識していませんが、ほとんどの時間は上と下の歯の間には「安静位空隙」と呼ばれる1〜3mm程度の隙間ができているのです!!

しかし、近年は精神的ストレスにさらされている方が増加し、顎の筋肉の過緊張によって何十分間も連続して強くかみしめる習癖をもった患者さんが増えています( ̄O ̄;)

この習癖を「クレンチング」といいます!!

その患者さんたちは、歯が揺れる・歯が浮いて噛めない・冷たい水にしみる(知覚過敏)・口の開閉時に顎の関節付近に痛みを感じたり「コキン」という音がしたりする・肩こりがする・・などの症状を訴えますが、検査をしてみると、必ずしも虫歯や歯周病にかかっているとは限りません。

ただ、注意が必要なのが、歯周病にかかっている患者さんがクレンチングを始めてしまうと、歯周病を急速に悪化させ、歯を支える組織に重大なダメージを与えることがあります。歯をずらさずにじっとかみしめるのがクレンチングですが、歯ぎしりでも同じことが言えます!

 

無意識のうちに始めてしまうクレンチングを自覚するのは難しいですが、仕事でパソコンに集中していたり、机に向かって急ぎの仕事をしていたりする時など、ちょっと手を休め、クレンチングをしているかどうか確かめてみてください。

クレンチングをしていることに気づいたら、20〜30秒間ほど上を見上げて背筋を伸ばし、深呼吸すると、いくらかでもストレスが和らぎ、かみしめていた筋肉の緊張が緩むはずです。ふだんから上下の歯が接触しない状態を保つように心掛けましょう(・∀・)

習慣化しても痛みなど自覚症状が現れないこともあります!「クレンチングの疑いがある」と歯科医に言われ、初めてその習癖に気づくことさえあるのです!

歯を長持ちさせるためにも定期検診で対処法の指導を受け、早めに解決していきましょう(・∀・)