抜歯の注意事項

みなさんこんにちは!青葉会事務局の庄子です!いつもご利用いただきありがとうございます!

 

歯科医院で歯を抜く前や抜いた後は注意しなくてはいけないことがいくつかあります。

血をサラサラにする薬や骨粗鬆症の薬を服用している場合は、歯を抜く前に必ず先生に伝えて下さい。先生の判断で歯を抜くことが出来ない場合があるので必ず相談して下さいね。

②歯を抜くときは必ず麻酔をします。個人差がありますが、麻酔をした後は麻酔が切れるまで1~3時間くらいかかります。大事な食事会の前などはやめておきましょう。

③歯を抜いた後は圧迫止血の為にガーゼを20分くらい噛んでいて下さい。それでもまだ出血がある場合は清潔なガーゼやティッシュを歯を抜いた所に置いて再度圧迫止血を行って下さい。完全に血が付かなくなるまでやる必要はないです。翌日までは唾液に血がにじむ程度の出血は普通にあることなので心配しなくても大丈夫でしょう。ただ、口の中真っ赤になるほどの出血があり、止まらないときは歯科医院にご連絡ください。

④歯を抜いた後の食事は圧迫止血である程度血が止まっていれば30分後くらいには可能でしょう。しかし、先ほども書いたように麻酔をしているのでまだ麻酔が効いている状態ですと感覚がないので、食事をすると間違って頬の内側の肉を噛んでしまったり、唇を噛んでしまったり、温度が分からないので熱いもので火傷をしてしまったり、こぼしたりしやすいので十分注意が必要です。

④歯を抜いた当日はあまり強くうがいはしないほうがいいです。歯を抜いた後は歯茎を縫い合わせないことがあります。なので歯を抜いた後の歯茎の穴に止血剤のお薬を入れておきます。それが固まって歯茎をふさいでくれて直りが早くなるので過剰にうがいをしてしまうと血が固まりにくくなってしまうからです。ただ歯茎の穴に食べ物のカスがたまってしまうと、炎症がおきる原因になってしまうので、ハミガキや優しくうがいをしたり、歯科医院での消毒やうがい薬を使うことをお勧めします。食べ物のカスがうがいで取れないときは自分で無理やり取ろうとすると歯茎を傷つけてしまったり、炎症がもっとひどくなる可能性もあるので歯科医院でお願いしましょう。

⑤歯を抜いた日は飲酒は控えましょう。お酒を飲むと血行が良くなり血が止まりにくくなる原因になります。

⑥飲酒と同じように血行が良くなるような、長風呂や激しい運動は避けましょう。

⑦歯を抜いた後は痛み止めと化膿止めを処方しますので、先生の指示に従って飲みましょう。

⑧抜いた後の歯茎の穴が完全にふさがるまでは、1カ月~長いときは6ヶ月くらいかかる場合もあります。歯を抜いた後に型とりが必要な場合は歯茎がなおってから行うようになるので治療期間には注意しましょう。

⑨歯を抜いたあとに痛みが続く場合は?抜いたあとに1週間以上痛みが続くと「ドライソケット」の可能性があります。ドライソケットとは抜いた穴の奥にジェル状の固まりができなくて、骨が露出したような状態になることです。消毒や歯茎に薬を塗ったりして繰り返し治療が必要になる場合があります。

 

何か不安なことがあったり分からないことがあったら先生やスタッフに聞いてくださいね(*^^*)