歯列接触壁(TCH)

みなさんこんにちは!青葉会事務局の庄子です!いつもご利用いただきありがとうございます!

 

今ご自分の歯の状態を確認してみて下さい。上と下の歯が当たっている状態になっていませんか?もしかしたら「歯列接触壁(TCH)」かもしれません。

 

歯列接触壁(TCH)とは?

歯列接触壁(TCH・・tooth contacting habit)とは歯ぎしりやくいしばりなどの癖とは違い、食事をしていないときに意識せずに上下の歯が接触している状態のことをいいます。

通常1日で上下の歯が接触するのはどれくらいの時間だと思いますか?1日平均20分以下と言われているのです!なんだか思ったよりのだいぶ短い時間なんですね( ゚Д゚)

健康な状態だと通常は上下の歯列間に数ミリの隙間があり会話や食事以外では接触してないらしいです。歯列接触壁の方は通常上下の歯に数ミリの隙間があるはずが、上下の歯が接触して接触時間が長くなってしまうのです。

 

歯列接触壁(TCH)の原因

歯列接触壁(TCH)の原因はなんでしょう?調べたら私も注意が必要かもしれない・・と思いました。原因はストレスや緊張、パソコンでの長時間の作業やスマホを夢中でいじってついつい集中しすぎたり・・うつむいた姿勢でいると歯列が接触する原因になってしまうそうです。今はスマホに夢中になる方がとても多いと思います。地下鉄や電車の中で周りの方を見てみるとみんなスマホを片手にうつむいた姿勢の方・・・沢山います(´・ω・`)そんな私もついスマホに夢中になってしまうんですけどね。

仕事でパソコンに集中しすぎると気づけば歯と歯が噛み合っていることがあります。みなさんもこころあたりないですか?この上下の歯を接触させ続ける習慣がついてしまうと、長時間顎に力が入ってしまい疲労の原因になります。こうなると顎関節症になってしまう可能性があります。あとは歯がすり減ったりして虫歯じゃないのにしみたりする症状も出る可能性があります。

 

歯列接触壁(TCH)は治るのでしょうか?

①数秒間、歯を軽く接触させて、離してみましょう。

※歯を接触させただけで、頬の筋肉が動くことを確認!

②「力を抜く」「リラックス」などと書いた紙を貼り、それを見るたびに脱力します。

【脱力の動作】

1.鼻から大きく息を吸う(約1秒)

☆上下の歯を接触させる・肩を持ち上げる

2.  口を少し開いて、一気に息を吐き出します(約1秒)

☆上下の歯を離す・肩をストンと落とす

※慣れてくれば一瞬でもOK、オーバーにやる方が効果的!

③歯が触れていると感じたら、脱力します。

※繰り返すと、上下の歯が触れた瞬間に気づくように

出典:「日本歯科医師会 朝昼晩」

 

この動作を繰り返すと治る方が多いそうです!参考にしてみて下さい!