バイオフィルム😈

 

こんばんは🐶星です!

だんだん気温が冬に近づいてきましたね!

山形では雪が降ったみたいですよ!

仙台もそろそろ降るのでしょうかヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

患者さんやスタッフの間でも風邪が流行っているようなので、体調管理にお気をつけて下さい🥺

 

さて、今回はお口の中に潜むバイオフィルムについて

書きたいと思います。

 

まず、バイオフィルムとは歯垢が熟成しさらに粘着性を増して塊になったバリアのことです。

私たちの身近なもので例えると排水溝や数日水のはいっていた花瓶の内側、浴槽の表面などにヌルヌルしたものが付きますよね、それと同じようなものです。

 

お口の清潔を保とうとするときにやっかいなのがそのバイオフィルムです( ´⚰︎` )

歯磨きを油断していると悪玉菌が作り出した丈夫なバリアが悪玉菌を包み込んで守ってしまいます。

しかもベッタリと歯に引っ付くので口の中のバイオフィルムをご自分で取り除くのはとても大変なんです!

口のなかに強力洗剤を流し込むわけにはいきませんから、歯ブラシで丁寧にこすりとるのですが、バイオフィルムともなると、歯垢のときのようにうまくきれいに取れないんです!!

そして、バイオフィルムをそのままにしておくと歯茎の炎症に繋がります。また虫歯の原因になる菌もバイオフィルムの中には含まれています。

このような、しつこいバイオフィルムは、私たち歯科医院のプロフェッショナルケアで徹底的に取り除きます!

ふだんしっかりと磨いているつもりでも、歯はとても複雑な形をしているので磨き残していることは誰でもあります。

実は歯ブラシで取り除ける汚れは、約6割くらいと言われているんです。

ですので定期的に歯科医院でメンテナンスを受けて、口の中の細菌や、ウイルスに好き放題させないようにしていきたいものです。

 

 

 

最後に8020運動っていう言葉はご存知ですか?

80歳になっても自分の歯を20本以上保とう という運動です!

年齢を重ねると、歯を失う方、入れ歯にする方が増えます。

もしかして「それは仕方ないこと……」と思っていませんか?

実はこれは、日本において顕著に見られる傾向です。

たとえば80歳時点での歯の残存数を見てみると、歯科先進国である欧米では約20本前後であるのに対し、日本では8本というデータが出ています。この違いは、予防意識の違いから来るものです。

 

将来のことを考え、この機会にぜひ定期検診を受けてみてはいかがでしょうか?