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歯石について

こんにちは。仙台市宮城野区 パーク歯科クリニック 院長の中川です。

先日家族と、うみの杜水族館にいってきました。なぜか息子はみずだこが大好きで、かならず立ち止まり観察をします。みずだこは、日によって動くときと動かないときがありますが、運よく動いているときは、たこの口をみつけて大興奮しています。娘はカメレオンが大好きです。左右の眼をばらばらに動かしながら、ゆっくりと動いている姿に釘付けです。、

今回は、歯石についてお話をしてまいります。

歯石とは歯に付いた石のようなもので、ハブラシでは取り除くことができません。

歯石は、プラークによってつくられます。正確には、プラークの中の細菌により形成されます。

歯石形成の最初のステップは、プラークの中の細菌が歯とくっつくことです。歯にくっついた細菌は2週間くらいのうちに死んで石灰化します。石灰化した細菌同士がくっつくことで歯石のコア(芯)になります。そのコアにまた別の細菌がくっついて、歯石は少しずつ大きくなっていくのです。

歯石がつくられるきっかけは細菌のはたらきなのですが、歯石を大きく成長させるのには、唾液が重要なはたらきをしています。唾液のpHが上昇して、口腔内がアルカリ性に傾くと、プラーク細菌のうちでもっとも強く石灰化する「コリネバクテリウム・マツルショッティイ」とよばれる細菌が石灰化を促進し、歯石がどんどん大きくなります。

すなわち、細菌が歯石形成の最初のきっかけをつくり、唾液は歯石が大きくなる手助けをしている、といえます。

また歯石は、歯周組織と接触するプラークの量を増やすはたらきをしています。歯石ができると、その周りに大量のプラークがくっつくことになります。歯石をみつけたら、その周りには、よく見えなくても、ものすごい量のプラークがくっついていると考えてください。

細菌はわずか2週間ほどで石灰化します。細菌の石灰化が終わると、その周りにまた細菌が集まり、、これが新たに石灰化して、層状に大きな歯石を形成していきます。石灰化のスピードは早いのですが、歯の表面に強くくっついた硬い歯石になるには1ヶ月以上かかるといわれています。

歯石の周りにくっついているプラークが歯ぐきを攻撃するために、歯ぐきに赤みが生じたり、腫れができたりします。さらに、歯石自体が歯ぐきの組織を傷つけることもあり、その傷が潰瘍につながることあります。このような理由から、スケーリングなどで歯石を除去することは大事なのです。

 

 

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