初期虫歯について◎

みなさん こんにちは!

歯科助手の田中です🌸

 

夏は暑いな〜〜と思っていたら暑さが厳しい日が少なくなったり、日が暮れるのが早くなったりと

夏が去り秋を感じる日が多くなりました🍃

個人的には過ごしやすい秋が好きですし、下半期は楽しいことがたくさんあるので、残りの2019年も楽しみたいと思います💯

 

さて、虫歯には程度がありその程度によって虫歯の大きさ、治療回数、費用面も変わってきます。

虫歯の程度の中にはCo.C1という程度があり、この2つは虫歯ではありますが、治療をしないことがほとんどです。

『え?虫歯なのになんで治療しないの?』と疑問に思われた方や、

『虫歯になっていますが、ここの場所は治療はせず、経過を見ていきましょう』

と歯医者さんから言われたことのある方も、きっとたくさんいらっしゃると思います。

今回はなぜ、初期虫歯は治療をしないのかについて、お話をさせていただきます☺🌟

 

まず、【 初期虫歯 】とは、どのような状態のことを言うのでしょうか。

初期虫歯とは、歯に穴は空いておらず、白く濁って見えたり茶色くなっていたりする状態のことを言います。乾燥させると肉眼では白く見える場合が多く、これはホワイトスポットと呼ばれることがあります。痛みなどの自覚症状は、ありません。

 

次に、いよいよ本題!なぜ治療をしないのかについてです◎

実は、初期虫歯の段階であれば適切な毎日のケアにより再石灰化し、もとの健康な状態に戻る可能性があるからなのです!

再石灰化とは、プラーク中に溶け出したミネラル(リンやカルシウム)が再び歯の組織に戻ってくることを言います。

他にも初期虫歯の段階で治療をするとなると、むし歯の部分以外にも大きく削らなければならなく、健康な歯も削ることになります。

また、詰め物を詰めたとしても詰め物とのすき間がどうしてもミクロ単位であいてしまいます。虫歯の菌は、ミクロ単位よりも小さなものになるので、その隙間から菌が入り込み、2次的なむし歯になってしまいます。

そのため、初期虫歯の段階では治療をせず経過を見ていくことがあるのです👌

 

しかし、初期虫歯を放置してしまうと穴があいてしまい治療が必要な虫歯になってしまいます。初期虫歯の状態で、しっかりケアができるかどうかが大切になってきます♩

 

ハミガキに配合されているフッ素には歯の再石灰化を促進する働きがあります。また、歯の表面に歯垢が残っていると、初期虫歯が進行してしまうだけではなく、フッ素が歯に作用するのを邪魔してしまうので、歯垢をしっかり落とすことが大切です。毎日歯を磨いているから大丈夫と思っていても、意外と歯垢は落とせていません。また、歯ブラシの毛先が届きにくいところには、他の清掃用具も併せて使うようにしましょう。

 

当院では、歯ブラシや様々な種類の歯磨き粉、歯ブラシ以外の清掃用具も取り扱っています(^ν^)

気になった方はスタッフに気軽にお尋ねください!