こんにちは!
歯科衛生士の遠藤です♪( ´▽`)
2月末から3月の雛祭りのころになると、くぢら餅が食べたくなる季節!
くぢら餅は、米粉と砂糖とクルミなどで作った餅です。
少し温めたり、フライパンで焼いたりすると美味しいです。
今年も山形県の実家から「うろこや」のくぢら餅を送ってもらって、冷凍して少しずつ食べています♪

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今回は、歯周病と糖尿病の関係についてお話しします。
まずは糖尿病についてみていきます。
★糖尿病ってどんな病気?
糖尿病は、インスリンの作用不足により、慢性的な高血糖の状態になることで、さまざまな合併症を引き起こす病気です。
食事で摂取したブドウ糖などは、腸で吸収され血液中に入り血糖値が上昇すると、膵臓のβ細胞から「インスリン」というホルモンが分泌され、血液中のブドウ糖が、筋肉や肝細胞や脂肪細胞に取り込まれることで、エネルギーとして利用され、血糖値は下がります。
1型:
インスリンを作る膵臓β細胞が完全に破壊され、インスリンが全く分泌されないタイプ。
2型:
インスリンの分泌量が不足して、高血糖の状態が続くタイプ。糖尿病患者の大部分は2型で、生活習慣病の側面もあります。
★糖尿病の合併症
合併症とは、ある病気が原因で起こる別の病気のことです。
糖尿病では、高血糖が続くことで、全身の血管が傷つきボロボロになります。
全身のいろんな場所でダメージを受け、数年かけて徐々に進行するため重症化するまで気付きにくいです。
【三大合併症(しめじ)】
1、神経障害(し)
手足のしびれ、痛み、感覚が鈍くなるなどの症状。
2、網膜症(め)
目の奥の血管が傷つくことで、視力低下や失明の恐れあり。
3、腎症(じ)
腎臓の機能低下により、最終的には人工透析が必要になる場合があり。
【動脈硬化が原因で起こる合併症(えのき)】
高血糖の状態が続くと、動脈の血管壁が傷つき、炎症をくり返し、硬くもろくなっていきます。これが動脈硬化です。
(動脈は身体に酸素や栄養を運ぶ血管です。)
動脈硬化が進行すると、血管が狭くなり、血液ドロドロの状態で詰まりやすくなります。
血管が詰まると、その先の臓器がダメージを受けてしまいます。
4、足の壊疽(え)
足に行く血管の動脈硬化と、神経障害により、足の傷や感染に気付きにくいことで起こります。重症化すると足の切断が必要になることもあります。
5、脳梗塞(の)
脳の血管が詰まることで起こります。手足が麻痺して動かしにくくなったり、喋りずらくなるなどの症状がでることがあります。
6、虚血性心疾患(き)
狭心症や心筋梗塞のことです。心臓に行く血管が狭くなったり詰まることで起こります。酸素や栄養の不足で、心臓の一部の筋肉が壊死してしまうこともあります。
【その他の合併症】
・歯周病
・肺炎
・骨粗鬆症
・癌 など
…糖尿病によって、免疫力が低下したり、傷が治りにくくなったりします。
感染症や炎症を起こしやすい状態で、重症化しやすいため、日々の血糖値のコントロールが重要です。
血糖値が高い状態だと、歯科では術後の感染のリスクのため、抜歯など出血を伴う治療が簡単には出来ない場合もあります。
さまざまな合併症の中で、網膜症や歯周病は、糖尿病内科だけでは対応が難しいため、糖尿病の患者さんは、「眼科」と「歯科」にも定期的に通院して良い状態を保つことが大切です。
歯科では、まずは虫歯や歯周病の状態を調べて治療を行います。
そして再発や炎症を起こさないように、毎日のおうちでのケアと、定期的なメンテナンスを続けていきましょう!