あいうべ体操

こんにちは!歯科衛生士の遠藤です(´ ▽` )♪

今年は私の実家のある山形県尾花沢市でも雪が少ないようで、屋根の雪おろしや除雪で家の裏にできるはずの雪山が無くて、雪遊びが出来ず、もうすぐ5才の甥っ子が残念そうですσ(^ _ ^ 😉

 

今回は、お口のトレーニングについて!

みなさんは健康のために運動をしたり、筋肉を鍛えることはありますか?

実はお口の中だと、舌は筋肉でできています。

食べ物を噛むとき・飲み込むとき、話すときの発音、笑顔などの感情表現、などなど無意識かもしれませんが普段の生活の中で、舌の筋肉、お口の周りの顔の筋肉など、たくさんの筋肉を使っています!

ここでチェック!

・食事に時間がかかるようになった。
・食べこぼしが多くなった。
・むせやすくなった。
・口をポカンとあいていることが多い。(口呼吸)
・しゃべりにくい。(滑舌が悪い)。

↑上記のような症状に思い当たることがある人は、舌や口の周りの筋肉が衰えているかもしれません。お子さんの場合は発育不全や悪癖があるかもしれません。

ただし、早めに気づいてお口のトレーニングをして筋肉を鍛えることで、改善することができます!

そこで今回は、大人にも子供にもおすすめのトレーニングとして『あいうべ体操』を紹介します!

……やり方……
1、「あー」と口を大きくあく。
2、「いー」と口を大きく横に広げる。
3、「うー」と口を強く前に突き出す。
4、「べー」と舌を突き出して下に伸ばす。

1〜4の動きを1セットとし、1日30セットを目安に毎日続けましょう。

『あいうべ体操』は、しゃべるときよりも、口をしっかり大きく動かす必要がありますが、無理は禁物です。とくに顎関節症の人や口を大きく開けると痛む場合は、回数を減らすか、関節に負担がかからない「いー」「うー」のみをくり返してください。

……効果……
あいうべ体操で、舌の位置が正しい位置になったり、筋肉を鍛えることで、噛んだり飲み込んだりする動きがスムーズになります。
普段口を閉じて過ごすことができるようになり、口呼吸ではなく、自然と鼻呼吸になります。
鼻呼吸になることで、口や喉が乾燥するのを防ぐことで免疫力が上がり、カゼやインフルエンザなど細菌やウイルスに感染しにくくなります。もちろん虫歯・歯周病の予防にもなります。
他には、イビキの改善、引き締まった表情(小顔効果)などもあります。

みなさん、健康のためにお口も筋トレをして鍛えてみましょう!╰(*´︶`*)╯

※参考
今井一彰:みらいクリニックHP「あいうべ体操」より。