次亜塩素酸水

こんにちは!歯科衛生士の遠藤です♪( ´▽`)

3月、少しずつ暖かくなり卒業式や春休みの季節ですが、、、今年は新型コロナウイルスの影響で大変ですね…。
私も感染予防と体調管理に気を付けます!

今回は、歯科医院で使用している洗口液、エピオスウォーター(電気分解高濃度次亜塩素酸水)について紹介します。

口腔内の洗浄・殺菌、器具の殺菌、噴霧や拭き取りで部屋の除菌・消臭、手指消毒などなど色々な事に使用しています。
高い殺菌力で、
細菌(カビ・カンジダ・その他多くの細菌)、
ウイルス(HIV・B型肝炎・C型肝炎・インフルエンザ・ノロ・O-157・MRSAなど)を殺菌します。
高純度の塩化ナトリウム(塩)と超純水(不純物を取り除いた水)を電気分解して生成される次亜塩素酸水は、pHは一般的な水道水と同じ中性で、食品添加物としても厚生労働省から安全性が認められています。お子さんやペットが触ったり口に入っても安心です!
《市販の次亜塩素酸ナトリウムとの違い》
市販の次亜塩素酸ナトリウム(ハイターなど漂白剤や消毒剤)は、pHがアルカリ性のため、皮膚・粘膜が荒れたり、金属など器具の損傷が大きいなどの問題があります。
電気分解で生成した次亜塩素酸水は、低濃度でも殺菌力が高く、pHが中性で、素手で触っても問題なく、器具の損傷も少ないです。(ただし高濃度100ppm以上での使用の際は金属が腐食する可能性があるので、使用後の水洗が必要です。)
《お家での使用方法》
・口腔内のウガイとハミガキ(濃度500ppm)
1、エピオスウォーターを10〜20cc(キャップ1杯)を口に含み、口腔内全体にいきわたるように、ブクブクうがいを30秒程度を目安に行います。
2、口に少し含んだまま、まんべんなくブラッシングをします。ハブラシだけでなく、歯間ブラシなども使用するとより効果的です。
3、最後に水でうがいをします。
※口腔内に刺激が強いと感じた場合は、お湯または水で半分にうすめて使用して下さい。
※プール(塩素)のような臭い(クロラミン臭)は、歯垢や細菌などのタンパク汚れを分解する時に発生します。体に害はありません。気になるときは、水でうがいをして下さい。汚れや細菌が少なくなるとクロラミン臭も少なくなります。
※保管は遮光のボトルに入れて、直射日光を避けて、冷暗所で保管してください。開封後濃度が下がることと、保存料不使用のため、1か月程度で使い切りましょう。
……ここからは水で薄めての使用例です……
 
・2倍希釈(250ppm)…生ごみの消臭、お風呂のカビ対策、入れ歯の除菌、ペットの消臭など。
・5倍希釈(100ppm)…部屋の消臭、手すり・ドアノブの除菌、おもちゃの除菌、インフルエンザ・ノロウイルスの除菌など。
・10倍希釈(50ppm)…まな板などの除菌、手洗い除菌、トイレの除菌消臭など。
※成分中の塩分により金属は長時間浸けると、腐食したりサビが発生する可能性があるので、水洗するなど注意が必要です。
一般の加湿器などの器械への使用は破損の原因になるためお控えください。
気になることがありましたら、スタッフにお問い合わせください!(^ ^)