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口腔乾燥症および唾液腺機能低下の病因

こんにちは。歯科医師の中川です。

庭で育てていただいこんが収穫時期になったので、家族総出で大根ほりを行いました。あいかわらず息子は大根ほりが大好きで、すぐに掘り尽くしてしましました!量が多いので、しばらくは畑で寝かせておきます。

唾液腺病態の口腔内の原因は、大きくは感染症、非感染症、腫瘍性の3つにわけることができます。

①感染性

・急性唾液腺炎;唾液腺の機能低下、脱水、消耗、薬物により2次的に生じるもの

・慢性再発性唾液腺炎;細菌種

・ウイルス性唾液腺炎;パラミクソウイルス、サイトメガロウイルス

②非感染性

・唾液腺拡張症;唾液腺の機能低下(脱水および全身麻酔後に2次的に生じるもの)

・唾石症;唾液腺の機能低下(脱水、消耗、薬物、代謝性疾患、口腔清掃状態不良により2次的に生じるもの)

・唾液腺症;栄養不良、アルコール性肝硬変、糖尿病、高脂血症

・粘液嚢胞;導管の妨害

・粘液嚢腫;小唾液腺の外傷性切断、周囲の結合組織へのムチンの流出

③腫瘍性

・良性腫瘍;多形性腺腫、単形性腺腫

・悪性腫瘍;腺様嚢胞癌、粘液表皮癌、腺房細胞癌、悪性混合腫瘍

 

細菌感染は、薬物投与、頭頚部放射線療法、全身性疾患、脱水などによる2次性の唾液腺機能低下を経験した高齢者で最も一般的なものです。急性耳下腺炎は、抗生剤が発見される以前に末期症状で脱水状態の患者によくみられ、敗血症による死亡を引き起こいまいたが、現在では急性耳下腺炎円はまれにしか観察されていません。慢性耳下腺炎は珍しくなく、細菌の定着・感染によって耳下腺管を閉塞します。唾液腺の細菌感染の徴候と症状として、腫脹、大唾液腺管の化膿、疼痛があげられます。

ほとんどの唾液腺腫瘍は良性であり上皮性組織由来ですが、近接する組織あるいは構造物由来の腫瘍の場合が多いです。良性の唾液腺腫瘍の多くは耳下腺内で生じ、その大半は(80%)多形性腺腫です。これらの腫瘍は耳下腺の尾部に片側性かつ無症状性の塊として存在することがほとんどで、成長が緩慢であり、境界ば明瞭で被包化されています。悪性の唾液腺腫瘍の発生頻度は年齢とともに増加し、耳下腺と比較して顎下腺および舌下腺で頻度が高くなっています。粘表皮癌は悪性の唾液腺腫瘍のうち最も多くみられ、その次に腺様嚢胞癌、腺房細胞癌、腺癌、多形性腺腫由来の癌腫と続きます。悪性の唾液腺腫瘍の症状と徴候として、顔面神経麻痺、疼痛、顔面の運動麻痺などがあげられます。

 

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