口の中の菌

こんにちは。パーク歯科クリニック歯科衛生士の小田原です。

そろそろGWですね。皆さんは何か予定とかありますか?

私は同期と青森に桜を見に行こうと予定を立てていたのですが、コロナのため中止になってしまいました…    私すごく楽しみにしていてYouTubeで津軽弁を練習してました。しかし、行けなくなってしまったので津軽弁の披露は、今度機会を設けて貰おうと思います。GWはどこにも行けないので、お家で盛大にSnowMan深澤辰哉さんの誕生日を祝いたいと思います。早くコロナが終息するよう頑張りましょう。

今日は、歯周病のお話しです。

お口の中には、300~700種類の細菌がいると言われます。きれいに保っている人で1000~2000億個、あまりきれいにしていない人で4000~6000億個、さらに汚い状態のままの人は1兆個もの細菌がいると言われています。

お口の中の細菌は目に見えないのでピンと来ないと思いますが、当院ではクリーニングの最初に位相差顕微鏡でお口の中の細菌を見ることができます。

自分のお口の中の細菌を見たことがある人は少ないと思います。沢山の人が「うわー、こんなんなんですか!?」「気持ち悪い」「動いてますね」という感想です。見て終わりでは無く、この細菌を減らす、活動性を低くするというのが大事です🐛🐛🐛

細菌は、体の免疫力が下がると活動性が高くなり歯茎等に症状が現れやすくなります。免疫力は、年齢と共に低下してきます。風邪をひいたり、寝不足、女性ですと生理の時に免疫力が下がるので、歯茎が腫れたり、うずく等の症状が現れます。全身の健康状態がお口の中にも現れるので、普段から体調管理に気をつけてください。

歯周病は、人から人に感染する病気です。回し飲み、回し食い、キス、くしゃみなどて感染します。特に、家族から子供に感染することが多いです。赤ちゃんは生まれたときは、お口の中に細菌は基本的にいません。成長していく過程で、周りの人から感染します。お口は『感染の窓』です。

3歳まで、細菌を貰わないと、大人になっても虫歯や歯周病のリスクが激減します。

あなた1人だけが、綺麗な状態を保っていても、周りの人が汚いと感染したり、感染させたりということになるので、周りの人も歯医者さんに誘ってみてください。

歯磨きを頑張っても、歯周病が進行する、虫歯が出来やすいという人は、お口の中の細菌が関係しているかもしれませんね。