フッ素の役割とは

こんにちは🌹
パーク歯科クリニック、歯科衛生士の近藤です。

最近はとても天気が良くてだんだん暑くなってきましたね☀️

私はこの間、蔵王でロープウェイに乗ってきました。山頂は雪がたくさん積もっていて、風も吹雪いていてとても寒かったです…笑

蔵王地蔵山山頂は樹氷が有名で、私は写真でしか見たことないのですが、とっても綺麗です❄︎
今は枯れてる木が多かったですが、眺めは良かったです^ ^
5月でもこんなに寒いため、冬に行くとどーなることか…。想像しただけでも寒くなってきますが、いつか行ってみたいなと思います。
桜や紅葉など四季折々の風景を楽しむことができるので、皆さんもぜひ一度行ってみてください!

今回は、「フッ素」についてお話ししたいと思います。

*フッ素の役割*
①歯質強化
フッ素を塗布することで歯を強くすることができます。では、歯が強いと弱いとではどういった違いがあるのでしょうか。

弱い:汚れが歯に付着

溶けて歯の表面に凹凸ができる
これを脱灰という

さらに汚れが溜まる

虫歯

強い:溶けないため歯の表面はツルツル

汚れが付きにくい

フッ素には歯を強くし、歯に汚れを付きにくくする働きがあります。

②再石灰化の促進
歯は、脱灰と再石灰化を繰り返しています。
脱灰とは、虫歯菌が出す酸によって歯が溶けてしまうことをいいます。
一方、再石灰化とは、酸によって溶け出した歯の表面を元に戻す働きがあります。フッ素は再石灰化を促進させる効果があり、虫歯になったばかりの歯を元に戻す働きがあります。

*フッ素は体に良くない?*
フッ素が体に良くないと考えている方も多いのではないでしょうか?
実際にはそんなことはございません!
実は、海産物や野菜など、私たちが普段食べているものの中にもフッ素が入っているんです。
歯医者さんで使用するフッ素には、前述で述べたように、歯を強くして虫歯を予防する目的で行っています。適正な量を守れば体に悪いものではございません。
もし仮にお子様が誤って飲み込んでしまった場合、1回分の量では問題ありませんのでご安心下さい。
ですが、最近のフッ素が含まれている歯磨き粉などは味が豊富でお子様がおいしいと感じ、保護者の方が見ていないところで食べてしまう可能性もございます。そのため、ご自宅ではお子様の手の届かないところで保管して下さい。

今回は、フッ素についてお話ししました。虫歯を予防するために、フッ素が入った歯磨き粉を使ってみて下さい。