歯磨きの補助用具

こんにちは、パーク歯科クリニック歯科衛生士の小田原です。

夏になりましたね。夏といえば、SnowManラウール主演のハニーレモンソーダという映画を見てきました。とにかくラウールのお顔が綺麗でした。脚が長くて、お顔が綺麗で、眩しいのでCGかと思うくらいでした。もう一回見に行きたいです!

今日は歯磨きの補助用具についてお話します。

▲ワンタフトブラシ

普通の歯ブラシは、歯ブラシの頭の部分が大きいので、奥歯を磨こうとすると、なかなか当てたい部分に入らなかったり、細かいところひ当てにくいことがあります。

ワンタフトブラシは、頭の部分が小さく、容易に奥歯に届くので、無理せず歯磨きを行うことができます。特に、一番奥の歯の裏側の部分は、普通の歯ブラシではなかなか毛先が届かず虫歯の好発部位なので、ワンタフトブラシで注意して歯磨きをして虫歯を防ぐことが大切です。嘔吐反射が強い人や悪阻で歯磨きができない人におすすめです。

親知らずの周りに最近や食べかすが付着していると、親知らずの周りの歯茎が感染を起こし、痛んだり腫れたりします。特に、十分に生えきっていない親知らずは、歯の高さが低いので見えづらく、普通に歯磨きをしていると、歯ブラシが全然当たっていないことがあります。

ワンタフトブラシは、歯の高さが十分でない親知らずのような部分の他にも、生える途中の大人の歯にもおすすめです。

歯並びがガタガタしている部分や、歯と歯が重なって生えてきている部分は、歯と歯の間の隙間にプラークや食べかすが溜まりやすくなっています。普通の歯ブラシで磨いていてもなかなか毛先が届かないので、磨き残しが多くなります。ワンタフトブラシを用いて歯の隙間を丁寧に磨くと効果的です。

矯正中は、ブラケットやワイヤーにより歯面に毛先が届かないことがあります。そのため、矯正中の虫歯のリスクは非常に高いです。ワンタフトブラシでブラケットの近くを磨いてあげると清潔に保つことが出来ます。

使用方法は、普通の歯ブラシを使ったあとに使用します。

全部の歯をワンタフトブラシで磨いていると、時間もかかりますし、効果的ではありません。まずお口全体を普通の歯ブラシで磨き、そのあとで磨きにくい部分、より丁寧に磨きたい部分にワンタフトブラシを使うのがおすすめです。

鏡を見ながら磨くことが大事です。

ワンタフトブラシを使っても、当てたい部分に当たっていなければ意味がありません。ワンタフトブラシの毛先がどこに当たっているのかを確認しましょう。ワンタフトブラシが磨きたい部分に当たっていたら、その場で細かく動かしてください。

使い方がわからない方は来院時に気軽に聞いてください。