おやつについて

みなさんこんにちは!!✨

管理栄養士 兼 歯科助手の池田です(^^)


いつのまにか夏が終わり日が沈むのも早くなってきましたね。

今年は秋を通り越して冬みたいに寒い日がありますね(´-`)
こたつが恋しい季節になってきました。


さて今回は、『おやつ』についてお話ししていきたいと思います!


普段お子さんにどんなおやつを食べさせていますか??🤔
おやつといったら何か甘いお菓子を想像するかもしれません。
ですが、、!実は、おやつというのは本来「間食」のことを指し、普段の三食の食事で足りないエネルギーを補うためのものとして、三食の間に食べる間食の文化がはじまりました。
そのため、必ず甘いものというわけではなく大人と違い三食の食事で幼い子どもは、必要な栄養をとりきれるほど量を食べることができないので、補いきれなかった栄養が入っているものを間食で補うことが必要になってきます。



そして、人間の味覚というのは、塩味よりも甘味の許容範囲がずっと広くなっています。
そのため、まだ味の経験が少なく味覚が形成されていないお子さんに、おかしとして甘いものを与えすぎると、どんどん濃い甘さを覚えて甘い物好きになってしまいます。
これは、お子さんの虫歯の原因にもなってしまいます、、!

それだけではなく、小さな頃から濃い味が好きになってしまうと太りやすいからだになってしまいます。
幼少期に肥満だった場合、将来の高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病リスクが高まると言われています。幼少期から将来のお子さんのために気をつけて食べ物を与えてあげる必要があります。


かといって、甘いものを与えてはいけない!というものでもありません。
生まれてまだ数時間の赤ちゃんでも母乳を与えるととても穏やかな顔をします。お母さんの母乳にも乳糖という甘味が約7%程度入っているため、この甘さに赤ちゃんはほっとすると言われています。
人間は生まれた時から甘さを好む生き物なんですね!(^^)

母乳だけでなく、天然の食材(例えば果物など)に含まれている甘さは、10〜15%くらいなので、このくらいの甘さのものをおやつとして調整しながら与えることをおすすめします!!


反対に、チョコレートは甘さが40〜50%、キャラメルは60%、飴やキャンディーは甘さが80〜90%にも及ぶのでやはり人工的に作られた甘いお菓子をおやつとして与えるには注意が必要です!


虫歯になりやすいものを避けるだけではなく、もちろんおやつを食べた後に、しっかり歯磨きをすることも虫歯予防になるので、お子さんの歯のためにも食後の歯磨きも忘れずに行いましょう♩