フッ素について

皆さんこんにちは🌞歯科衛生士の夕向です。最近寒くなってきて起きるのがつらいです。仙台は青森ほど雪も降らないし寒くないと思うので何とか頑張って生きていけそうです🥶年末に青森に帰省しようと考えておりまして、今年も雪アートに力を入れる予定です❄️

こちらが弟とつくった”風の谷のナウシカの王蟲”です❄️2時間程度で完成しました✌️ポイントの目のところは家にあるボウルに雪を詰めてつくりました、今年は何を作ろうか考え中です🤔何か作って欲しい物がありましたら意見をお待ちしております❄️

さて、今回はフッ素についてお話しします。

フッ素は自然界のほとんどのものに含まれている歯や骨を丈夫にする物資です。でも日常の食べ物や飲み物だけでは、つい不足しがちに。意識的にフッ素を補うことで歯の質を維持しましょう。

フッ素の働きとしては、フルオロアパタイトの生成、エナメル質に耐酸性の強い結晶の生成、再石灰化の促進、ごく初期の虫歯なら自然に再修復してくれます。

*お子さんに*

お子さんのフッ素塗布は大変重要です。歯が虫歯に侵されやすい未成熟な状態なのでフッ素を定期的に塗ることでつよい歯を作りましょう!

*妊娠中の方に*

母から子へ口移しで食べ物を与えることは、同時に母親の口の中の菌も子供に移すことになります。妊娠中からフッ素などで虫歯菌を減らしましょう!

*ミドルエイジに*

一般的に歯周病が最も進行しやすい年代です。歯も歯の間に隙間が空いてきてプラークが溜まり虫歯ができやすくなります。フッ素で予防しましょう!

*シルバーエイジに*

歯茎がやせてきて、歯の根元のセメント質が露出しやすくなります。ここは大変虫歯になりやすいのでフッ素で強化しておくことが特に大切です!

ホームケアと定期的なPMTCを受けることでより効果的に!日頃から、フッ素いりの歯磨き粉の使用や、キシリトールガムをかんだりして、フッ素の補給を行うことも大事ですが、歯医者さんで定期的にPMTCを受け、徹底的なお掃除とフッ素塗布でより効果的なケアをしましょう!

フッ素以外にも奥歯の溝の虫歯予防にシーラントと呼ばれる処置があります。奥歯の噛む面の溝は深く、歯ブラシも届きにくく、食べカスやバイ菌が溜まりやすい場所です。この溝にシーラントと呼ばれる白い詰め物をすることにより、汚れが溜まりにくい歯ブラシが当たりやすい表面にし、虫歯を未然に防ぐことができます。シーラントを詰めたからといって虫歯にならないわけではないので、お家でもしっかり毎日歯磨きをすることが大切です