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唾液の防御機能 ⑧

こんにちは。パーク歯科クリニック 院長の中川です。

以前は鳥の丸焼きをつくっていたのですが(妻が)、ここ2年くらいは忙しいこともあって出来上がりを購入していました。が、やはり丸焼きをできたてでいただくのは非常に美味しく、今年は強くリクエストしたところ、復活することに成功!!おいしくいただきました!!!

引き続き、唾液の防御機能についてお話をしてまいります。

⑩ その他の興味のある非免疫ブロブリン唾液タンパク

・ αーアミラーゼ

αーアミラーゼは、最も豊富な唾液酵素であり、全唾液中が産出するタンパク質の約40~50%を占めています。アミラーゼは主として(80%)耳下腺から由来し、残りは顎下腺由来です。アミラーゼの生物学的機能は、炭水化物をマルトース、マルトトリオース、デキストリンに分解することです。マルトースはさらに、口腔細菌によって発酵しグルコースになります。唾液アミラーゼは、食物残渣(炭水化物も含む)を口腔から取り去ってくれます。また、特異な口腔内細菌と相互作用してペリクルとの付着をある程度調整していることも明らかになっています。嚥下した唾液αーアミラーゼは、胃の産生環境下では不活性してしましますが、酸性胃酸が膵臓から分泌される重炭酸塩によって中和された後、膵臓アミラーゼが完全に炭水化物を分解します。

・ プロリンリッチタンパクとスタセリン

ヒト唾液は、リン酸カルシウム塩がほとんど過飽和の状態にありますが、唾液タンパクはこれらの塩が自然に析出するのを防ぐために重要です。このようなタンパク質にはプロリンリッチタンパクあるいはスタセリンがあり、カルシウムと結合して、過飽和状態を維持しています。

酸性プロリンリッチタンパクは、唾液中のすべてのタンパクの25~30%を構成しており、多くの遺伝変異体からなる複合体のグループです。このうちリン酸カルシウム塩の自然発生的な抽出を阻害するものもあれば、唾液ペリクルと結合して選択的にいくつかの細菌、たとえばStreptococcus gordonii、Actinomyces viscosus の歯面への付着を促進するものもあります。プロリンリッチタンパクはまた、茶やワインのような飲み物に含まれるタンニンと結合してそれらの毒性を減じる働きを有しています。

スタセリンは、わずか43個のアミノ酸から構成される低分子タンパクであり、耳下腺および顎下腺から分泌されます。プロリンリッチタンパクと同様に、スタセリンもA.viscosusの歯面付着を促進する可能性があります。

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