歯科衛生士の遠藤です♪( ´▽`)
2022年が始まりましたね!
みなさん今年もよろしくお願いします!
年末年始のお休み中は、昨年10月から放送していたフジテレビのドラマ、
「ラジエーションハウスⅡ〜放射線科の診断レポート〜」
を観たりしていました。
レントゲンやCTやエコーなどいろんな検査を通して、目には視えない病を見つけ出す、病院の “縁の下のヒーロー” 放射線技師のチームの物語です。
病気の診断をしたり、一刻を争う判断を迫られている医師が見やすいように、必要な部位を、素早く鮮明な画像を撮る技術があったり、見やすいように画像加工を行っていたり、気になる事があったら患者さんに少し介入し過ぎたりしながら仕事しているラジハメンバーを見ていると、私も頑張ろう!と思ったり、すぐ影響されちゃいます!
一般の歯科診療でも、位相差顕微鏡で細菌を見る検査、唾液検査、レントゲン検査、口腔内写真撮影、歯周ポケットの深さ測定、染め出し検査、などいろんな検査を行っています。
〜検査をする目的〜
・症状の原因を調べて適切な治療をする。
・症状が無くても隠れた病気がないか調べる。早期発見。
・今後のリスクの確認。予防や現状維持につなげる。
・健康なことを確認して、安心して過ごす。
などがあると思います。
〜それぞれの検査で分かること〜
・レントゲン
歯間など見た目では分からない虫歯や歯石、骨の状態、根の先の病気、歯の破折、埋伏歯などがわかります。
・口腔内のカラー写真
カルテの文字だけでは分かりにくい、歯肉の色や腫れ具合、汚れの付き方、歯列の状態、補綴物の有無などが分かります。
以前のデータと比較もしやすいので、変化がわかりやすく見れます。
・歯周ポケットの深さ測定
歯と歯ぐきの隙間に、目盛りのついた器具を入れて深さを測っています。出血の有無も確認して、歯ぐきの炎症があるかどうかや、歯肉炎や歯周病の進行具合を調べています。
・染め出し
歯の汚れが染まる染色液を塗って、普段のハミガキで汚れが除去できているか確認をします。ハミガキが難しいリスク部位はどうやって汚れを除去するか考えます。
・位相差顕微鏡検査
歯の汚れ(プラーク)をとって顕微鏡で細菌の種類や活動性などを見ます。
・唾液検査
シルハという唾液検査キットを使用して、虫歯・歯周病のリスクを調べて、今後の注意点や予防法を考えます。
口腔内の状況や、今後のリスクは人それぞれです。適切な検査を行なって、みなさんそれぞれに合った治療や予防ができるようにしたいと思っています。
検査結果や今後についてなど何か気になることがありましたら、いつでもお声がけ下さいね〜(^ ^)