皆さんこんにちは!
パーク歯科クリニック歯科助手の佐々木です🌸
4月になり学生から社会人になったり、新しく学校が始まったりと環境が大きく変わった方が多くいらっしゃるのかなと思います。
私も、学生から社会人になったときは不安でいっぱいで泣きそうになっていたのをよく覚えています😂
あれから2年も経っていてあっという間だなとびっくりです!😳
最近は、桜も咲いていてとても暖かく過ごしやすくなってきましたが、まだ夜は冷えますので体調には気をつけましょう!
今回は「歯ぐき下がり」についてお話ししていきます。
歯茎下がりのサインとしては、日常生活で『歯の根元がしみる』『歯の根元が黄ばんできた』『食べ物が歯に挟まる』なとがあります。
このような症状が出た場合放置せずにきちんとケアすることが大切になります。
〜歯ぐきが下がってしまうと〜
歯ぐきが下がる前は、歯ぐきによって守られていた歯の根元の「象牙質」が露出してしまいます。
露出してしまうと虫歯の原因菌や酸にさらされて虫歯になりやすくなります。
また、歯の根元の象牙質には表面に無数の穴が空いて、その穴から刺激が伝わり「知覚過敏」を感じやすくなります。
それだけではなく、象牙質には着色汚れが付きやすいという特徴があります。
〜歯ぐきが下がってしまった時の対処法〜
セルフケアで重視したいのがフッ素ケアです。
毎日のケアでフッ素配合の歯磨き剤を使用することにより、歯や粘膜などに残り少しずつ唾液と混ざり合って口の中で効果を発揮します。
口の中にフッ素をなるべく長くとどめておくことで、元々弱い歯の根元の性質を強くし、虫歯になりにくくすることができます。
〜フッ素を残すためには〜
①歯磨き剤を吐き出した後に何度も口の中をすすいでしまうと、肩の中に残るフッ素の量が少なくなってしまうため、すすぎは少ない水で一回だけにしましょう。
②寝ている間は唾液の分泌がすくなくなり、口の中の自浄作用が低下するため、細菌が繁殖しやすい状態になってしまうため、虫歯になりやすい就寝前の使用がおすすめです。
歯磨き後は、1〜2時間は飲食を避けていただくとさらに効果的です。
寝る前の歯磨きはフッ素配合のハミガキ剤で丁寧に行い、むし歯予防を心がけましょう。
また、歯茎下りを抑えるためには『適切なブラッシング』が大切です。
歯の根元をしっかりと磨くために力強くブラッシングしてしまう人も多くいますが、力強くブラッシングしてしまうと歯ぐき下がりの原因になってしまいます。
力強くブラッシングするのではなく、優しく一本ずつ磨いていただき、歯ブラシの持ち方などにも気をつけてみてください!
🪥