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口腔乾燥症の病因と診断 ①

こんにちは。パーク歯科クリニック 院長の中川です。

先日ガチャガチャでサボテンの種というのがありました。子どもが欲しがるので2個購入。早速植えてみたのですが、1つは順調に芽が出て(2個芽がでえているほうです)、もう1つの発芽を待っていたのですが、なかなか発芽せず。さすがにのもう出ないものとして捨てようとしたそのとき!!発芽してきたではありませんか!!捨てられそうになったのを、なんとなく感じて発芽してきたかと思うと、愛おしいです。

さて、今回は口腔乾燥症の病因と診断についてお話をさせてまいります。

唾液は、口腔咽頭の健康を保つために重要な役割を果たしています。口腔が乾くという愁訴(口腔乾燥唾液分泌量の減少(唾液腺機能低下)は、特に高齢者で一般的な症状です。これらの症状は、飲食物の摂取困難や、多くの口腔疾患、宿主の防御能の低下を引き起こします。口腔乾燥や唾液腺機能低下が持続した場合、重大かつ長期の口腔および咽頭の疾患やQOLの低下を招きます。

口腔乾燥症および唾液腺機能低下の患者数は、研究集団や診断基準が異なることや患者数が限られていることによって、推定するのは困難です。全体として口腔乾燥症の羅環率は加齢とともに増加し、65歳以上では約30%といわれています。

口腔乾燥症および唾液腺機能低下の原因は、複数存在します。ほとんどの高齢者は、少なくとも1種類は口腔乾燥を引き起こす薬物を服用しているため、最も一般的なものは薬物性口腔乾燥症です。しかし、薬物を服用している高齢者における口腔乾燥症の真の羅患率を推定することは困難です。シェーグレン症候群(自己免疫性の外分泌疾患の一つであり高齢者の1~4%に発症します)患者における口腔乾燥症の羅患率は、ほぼ100%です。頭頚部癌に対する放射線療法は永久的な口腔乾燥を引き起こし、25Gy以上の照射線量では発症率は100%です。しかし、その数は薬物性口腔乾燥症を疑われる患者数よりも比較的少ないです。たとえば、アメリカでは2003年に約3万症例の頭頚部癌が診断され、そのほとんどの患者が永久的な口腔乾燥症および唾液腺機能低下を引き起こす放射線療法を必要としていました。歩行可能かつ養護施設に入居している成人における口腔乾燥症の羅患率は16~72%と推定されています。口腔乾燥症に関連した症状の羅患率とこれらの症状を持ち口腔乾燥を訴える成人の割合を合計すると、65歳以上の成人における口腔乾燥症の羅患率は約30%と推定されます。

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