野菜から食べるとなぜ良い?🍅



みなさんこんにちは!!
パーク歯科クリニック 管理栄養士 兼 歯科助手の池田です!!😊

GWも終わり、もうすぐ6月!
梅雨の時期が来てしまいますね〜
雨だと気分もどんよりしてしまってあまり好きではありません。
はやくカラッと来た夏が来てほしいですね🙁


さて、今回は食事を摂る際の食べる順番についてお話しさせていただければと思います。

皆さん、「野菜から食べた方が体にいい」と聞いたことがあると思うんですが、その理由は一体なぜなのでしょうか?🍅


その理由は、、、

食事をすると、体内に糖(炭水化物)が入るので血糖値が上がります。
血糖値が上昇すると、すい臓から「インスリン」というホルモンが出ます。
インスリンは、肝臓や全身の細胞に糖を届け、糖はエネルギーとして使われます。

ここで、エネルギーとして消費しきれなかった糖が脂肪に変わり、体内に蓄積されていきます😫💦


ですが、食事の順番を野菜から食べることで野菜に多く含まれる「食物繊維」が血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。

(野菜に含まれる食物繊維には、炭水化物から分解された糖の吸収速度をゆるやかにし、血糖値の急激な上昇を抑える作用があります。)

そのおかげで、すい臓から出るインスリンが、肝臓や細胞に糖を届ける量が少なくなり、エネルギー源として消費されやすくなるため、脂肪が増えにくくなります。


食事の順番を野菜から食べることは、ただ単に太らないと言うことだけではなく、脂質異常症や高血圧、動脈硬化の予防や改善にもなります!!✨


ただ野菜から食べると言っても、野菜から食べても早食いをしてしまっては、あまり効果がないので注意が必要です。⚠️

野菜を食べた後、糖(炭水化物)が腸に入ってくるまでの時間が短いと、食物繊維の効果(炭水化物の吸収速度をゆっくりにすることで、血糖値の急上昇をゆるやかにする)が発揮できないためです。

また、より体内で分解しやすいように一口30回以上は噛んで食べるようにしましょう。
よく噛んで食べることはたくさんの体にとって良いことがあるので、口の中で食べ物を細かくし、体内での吸収を助けてあげましょう。
(よく噛んで食べると良いことは過去に書いたので呼んでいただければと思います。)




ちなみに、野菜は1日350g~400g以上とる必要があります。🥕
これは、1食で生の野菜なら両手一杯の量、加熱した野菜なら片手1杯の量以上が目安と言われています。

一回での食事でこの量を摂取するのは難しいので、朝昼晩のお食事でうまく野菜を取り入れてより健康な体づくりしていきましょう!😌✨