虫歯ってどうしてできるの?

みなさん、こんにちは🌞

歯科衛生士の村井です🐽

最近は真夏日とまではいかないものの、なんだか蒸し暑い日が続いて本格的に梅雨入りといった季節になりましたね☂️雨の日は外に出るのも億劫なのでお家で本を読むことが多いです。本が増えてしまって置く場所がないので今年から電子書籍に乗り換えたのですが、電子書籍用の端末がスマホとは違って目が疲れにくくて良かったのでおすすめです♪ちなみに、本は気軽に開いて読めるのですが、お家映画ってなぜかハードルが高いのは私だけでしょうか…?みなさんのおすすめの映画を教えてください🎞

さて今回はムシ歯と食生活の関係についてお話ししたいと思います🦷

ムシ歯はどうやってできるの?

ムシ歯は歯の質、糖分、ムシ歯菌、時間の4つの輪がそれぞれ大きくなって重なることでできてきます。ムシ歯を予防するためには、この4つの輪をひとつひとつ小さくすることが必要になります。歯の質はフッ素で強くすることができますし、ムシ歯菌は毎日の歯磨きで減らすことができます。それでは、時間と糖分とはなんでしょうか?

お口の中は常に中性(pH7)に保たれています。しかし、”糖分”を摂取するとお口の中が酸性に大きく傾きます。この状態が長く続くと、ムシ歯のリスクが高いお口の環境になりますが、その後の歯磨きや唾液の力で緩やかに中性に戻るというサイクルを繰り返します。

※糖分は甘いものに限らず、お米(ブドウ”糖”)などにも含まれています!

しかし、食べる回数が多かったり、食べた後歯磨きをしないと、お口の中が酸性である”時間”も長くなるので、ムシ歯のリスクがかなり高くなってきます。ですから、

①食べる回数を減らすこと(おやつなどは時間をしっかり決めたり、ご飯と一緒にすると良いです👍)

②だらだら食べをしないこと(お口の中に糖分がずっとある状態を保ってしまうと、ずっと酸性に傾いたままになってしまいます!😵)

③食べたらしっかり歯磨きをすること

の3つが大切です👌

また、毎日の飲料も見つめ直してみませんか?

炭酸飲料はみなさんご存知のように炭”酸”飲料ですのでpH低めですが、じつは100%のジュースも結構pHが低め(酸性)です⚠️

※ムシ歯になりにくい飲み物に緑茶や烏龍茶があります。お茶(特に麦茶)はムシ歯のリスクはあまり高くありませんが、着色がつきやすいです😵お子さまの定期検診でムシ歯じゃないのに黄色い、黒いところがある子がいらっしゃいますが、お話を聞くとお茶を飲んでいるという方が多いです🦷お茶を飲む分には特に問題はありませんが、飲んだ後は歯磨きをしっかりして着色を防ぎましょう。

いかがでしたか?ムシ歯予防は歯磨きだけではありません。特にお子さんは食生活がとても重要になってきます。毎日の食生活をもう一度見つめ直して、ムシ歯になりにくいお口の環境にしていきましょう👍