フロスについて

こんにちは!歯科衛生士の遠藤です♪( ´▽`)

ここ数日、セミの鳴き声が聞こえるようになり、夏だな〜♪と感じます!
スイカを食べたり、花火を見たり、何か夏らしいことしたいなぁ〜と思います!
話は変わりますが、7月スタートのアニメでは、大好きな「呪術廻戦」の第2期が始まったり、昔好きだった「BLEACH千年血戦篇」の続きが始まったり、「るろうに剣心」の再アニメ化もあったり、今年の夏は楽しみがいっぱいです!
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ここからは歯科のおはなし!

みなさんは、ハミガキの時にハブラシ以外にも何か使用しますか?

ハブラシだけだと、歯間の歯垢除去率は61%、
ハブラシ+フロスだと、79%、
ハブラシ+歯間ブラシだと、85%、
というデータがあります。

ハブラシだけだと、虫歯や歯周病が進行しやすい歯間の汚れは半分ちょっとしか落ちないと思うと、せっかくハミガキをがんばっているのに、もったいないですよね!

 

そこで今回は「フロス」について紹介します!

お子さんや、歯間ブラシまでは入らない、歯間がせまい人におすすめです!

 

〈フロスの種類〉

☆ホルダータイプ
持ち手が付いているため扱いやすく、はじめての方や手軽に使いたい方におすすめです。

・F字型…前歯に入れやすいです。
・Y字型…前歯にも奥歯にも入れやすいです。

☆ロールタイプ
必要な長さに切って、指に巻いて使うフロスです。慣れると簡単で経済的です。
ワックスタイプとノンワックスタイプがあります。
詰め物があったり、歯間が狭く、引っかかりやすい場合はワックスタイプがおすすめです。

 

〈フロスの使い方〉

1、歯と歯の間にフロスをあてて、ノコギリのように横に動かしながら、少しずつ歯間に入れます。
(ロールタイプの場合は、約40㎝切り取り、左右の中指に2〜3回巻き付け、親指と人差し指で糸を持ってピンと張った状態で、歯間に入れます。)

2、歯間に入ったら、上下に動かして奥の歯面、手前の歯面をしっかりこすり、汚れを絡めとります。

3、ゆっくり横に動かしながら引き上げ、歯間から取り出します。

 

〈フロス使用時の注意〉

・歯肉を傷つけないようにしましょう!
フロスを歯間に入れる際に、グッといっきに入れると危ないです。深く入り過ぎて歯肉を傷つけてしまいます。必ずノコギリをひくように横に動かして出し入れしましょう。

・フロスが引っかかったり、ほつれたりする場合、歯石が付いて歯面がザラザラしていたり、虫歯や合わない詰め物があるかもしれません。

※使い方が分からなかったり、心配なことがありましたら、歯科医院でお気軽にご相談くださいね〜(^ ^)