お口ケアの道具について

こんにちは、事務局の阿部です。
年末年始に限らず、長期休暇のときはついついケアも怠りがちになってしまうのではないでしょうか・・・。今回はお口のケアの道具について書いていきたいと思います。

歯ブラシ

薬局に限らず、コンビニやスーパーなどどこでも手に入る歯ブラシ。長さや硬さなど種類も様々です。歯に負担がかからないよう、毛質は柔らかいものがおすすめです。あまり力をいれなくても、丁寧にブラッシングするとほとんどの汚れはキレイになります。交換の目安は1ヶ月。交換時に毛が外側にはみ出している場合は、力がかかりすぎているかもしれません。

 

・歯間ブラシ

歯と歯の間を磨くブラシです。種類も様々あるため自分にあうサイズを使いましょう。

 

・デンタルフロス

歯の側面の汚れをこそぎ取る道具です。薬局では使い捨てのものも手に入りますが、歯医者さんなどでは繰り返し使用するY字型のものも売られています。詰め物が取れてしまう場合もあるため、使い方には注意が必要です。

 

・歯磨き粉

多くの種類が販売されている歯磨き粉。価格だけではなく、フッ素の含有量に注目したことはあるでしょうか。むし歯を予防して歯を強くする『フッ素』は、通常の食事以外でも塗布することにより効果を得られることがあります。フッ素の含有量が多い歯磨き粉をえらぶことで、より虫歯予防に効果的です。

 

・舌ブラシ

歯磨きだけでは口の中の粘つきが取れず、口臭も取れていない気がする、、、という方は舌に汚れや細菌が溜まっているのかもしれません。舌ブラシを効果的に使うことで、口臭予防や虫歯予防になることがあります。ブラシ状やシリコン製、スポンジ状のものなど、種類も様々あるので、自分に合うタイプを使いましょう。交換の目安は2〜3ヶ月程度です。

 

・スポンジブラシ

歯のない箇所を優しくくるくると回して汚れを落とす星状のブラシです。口をゆすぐだけでは取り切れない汚れも落としてむし歯を予防します。

 

・口腔洗浄液(液体ハミガキ)

アルコール入りのものと入っていないものがあり、アルコールが入っていないもののほうが刺激が少ないのが特徴です。歯磨きの仕上げとして使うことで、むし歯を予防しましょう。

 

歯ブラシだけでは通常の汚れは60%程度しか落とせていないと言われています。
また、汚れは表面より歯の間に溜まりやすく、歯ブラシだけでは落としきれません。いつも歯ブラシだけで済ませていて、歯茎から出血がある場合は炎症を起こしている可能性があります。歯間ブラシやフロスなど、適宜一緒に使うことをおすすめいたします。
いつまでも自分の歯で、美味しく食事をしたいですね。