シーラントについて

みなさん、こんにちは!
歯科衛生士の佐藤です🙂

5月はじめはGWがありましたが、みなさんはどのように過ごされましたか??
私は久しぶりに実家に帰省し、家族との時間を楽しみました!
妹が20歳で成人式もあり、振袖姿を見たり一緒にお祝いできたのも嬉しかったです☺️
来年は少し遠出したいなと思います!

 

さて、今回は、歯科医院でできるむし歯予防の1つである、『シーラント』についてお話ししたいと思います!!

《シーラントとは?》
シーラントは、むし歯になりやすい歯の溝を埋めるためのものです!
歯の溝は歯ブラシの毛が届きにくいため、磨き残しが原因でむし歯になってしまうことが多いのです…

《シーラントの流れ》
①最初に、歯の溝の部分の汚れを綺麗に取り
除きます。

②歯に風をかけて乾燥させて、シーラントの前処理の薬剤を塗布し、数秒置いてから水で洗って乾燥させます。

③歯の溝にシーラントを塗付します。

④光を当てて、シーラントを硬化させます。

以上で処置は終了します!
とても簡単にむし歯予防をすることができますね✨
また、シーラントは歯を削らないので痛みが全くなく、小さいお子さまでも安心して処置を行うことができます☺️

《シーラントをおすすめするとき😊》
•奥歯が生えてすぐのとき
(むし歯になりやすい時期のためです!)

•唾液が入ると取れやすくなってしまうため、口を開けていられるとき
《シーラントをおすすめできないとき😞》
•シーラントしたい歯がむし歯に
なっているとき

•定期的に検診に来ることができないとき
(シーラントは、樹脂を流して固めているだ
けなので、通常の詰め物より取れやすくなっています。そのため、その場合はすぐにやり直す必要があるからです。)

《シーラント処置後の注意事項》

シーラントをしたからといって、むし歯にならないというわけではありません!

そのため、毎日のブラッシングはとても重要です🪥
歯と歯の間が上手く磨けないときは糸ようじも使用して、磨き残しがないように毎日丁寧に歯磨きしましょう!!

また、シーラントは歯の溝に薄く伸ばしてつめているので、粘着性の高いガムやキャラメルなどを食べたときや、強く噛んだり、歯ぎしりでも外れてしまう事があります。
取れてしまったとしても、またシーラントを行えば大丈夫です!

 

このように、シーラントはむし歯予防のためにとても簡単に行うことができます!
生えたての歯にはシーラントをして、毎日の丁寧な歯磨きも欠かさず行って、むし歯のない健康的な歯を守っていきましょう🦷✨