こんにちは☀️歯科衛生士の村井です🐷
まだまだ暑い日が続きますが、最近は風が少し秋の涼しさを感じるようになりましたね。この頃ピーマンにハマりまして、結構毎日のように食べています(笑)多めのごま油で揚げ焼きにして、生姜を入れた酢醤油で食べるのが好きです。小さい頃は苦手だったピーマンをこんなに食べる日が来ようとは…みなさんは子供の頃は苦手だったけど大人になって好きになった食べ物はありますか?
さて、今回は乳歯のむし歯のお話です🦷
まず第一に!知っていただきたいのは、乳歯は永久歯よりもむし歯になりやすいということです!
また、乳歯は永久歯よりも表面の硬い部分(エナメル質)が薄く、歯全体に占める神経の割合が多いため、むし歯の進行も早くなります。永久歯と乳歯のむし歯を一緒のものと考えてはいけないのです!⚠️
🦷乳歯のむし歯の特徴🦷
①歯と歯の間にできやすい🐦
乳歯の奥歯は隣同士が面で接触しています。(ちなみに永久歯は膨らんだ形をしているため、歯と歯は点で接触しています)面で接触していると、目で見てもむし歯があるかどうか確認し難いのです!そのためむし歯に気づくのが遅れ、突然歯に穴があいた!なんてことも😱
歯と歯の隙間が狭いお子様は仕上げ磨きにデンタルフロス(糸ようじ)を使うとより汚れを取ることができます🙆♀️
②むし歯の色が白い🦳
むし歯は黒い!というイメージがあるかもしれませんが、乳歯のむし歯は白く濁っていることが多いです。そのために気付きにくく、そのまま進行してしまうかも🦆
仕上げ磨きの際は歯磨きに加え、お子様のお口の中も観察してみてください😊
表面のむし歯ならフッ素を塗ったり、しっかり歯磨きができていれば治る可能性があるのです!🎉
③痛みが出にくい
お子様はむし歯の痛みよりも、むし歯の穴に食べ物が挟まり、歯ぐきが押される、腫れることで痛みを訴える場合が多いのです。そのため、昨日「痛い!😭」と言っていたのに、今日は「痛くない😳」なんてことも珍しくありません。ですが、そのまま見過ごしてはいけません!
④永久歯の生え変わりに影響がある
先述したように、乳歯は表面の硬い部分(エナメル質)が薄く、歯全体に占める神経の割合が多いため、放っておくとすぐに神経にまでむし歯が進行してしまいます。乳歯は神経があることで、永久歯にスムーズに生え変わることができます。ですが、神経の治療をした乳歯は生え変わりがうまくいかず、乳歯が抜けにくくなることがあるのです!🐴
乳歯は結局は抜けてしまう歯だから、と軽く考えてはいけないのです。
お家にいる時間が多い今だからこそ、毎日の歯磨きや食生活、見つめなおしてみてはいかがでしょうか?そして、お子様のお口の中をじっくり観察してみてください🌼