こんにちは!歯科衛生士の遠藤です♪( ´▽`)
2024年も残りわずかですね。
いろいろな出来事があった気がしますが、今年も1年あっというまでした〜。
クリスマスや年末年始も楽しく過ごしたいですね☆
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みなさんは、ハミガキの時にハブラシ以外にも何か使用しますか?
ハブラシだけだと、歯間の歯垢除去率は58%、
ハブラシ+フロスを使用すると、歯間の歯垢除去率は86%、
ハブラシ+歯間ブラシを使用すると、歯間の歯垢除去率は95%、
というデータがあります。
今回は「フロス」について紹介します!
お子さんや、歯間がせまい(歯間ブラシまでは入らない)人におすすめです!
〈フロスの種類〉
☆ホルダータイプ
持ち手が付いているため扱いやすく、はじめての方や、手軽に使いたい方におすすめです。
・F字型…前歯に入れやすいです。
・Y字型…前歯にも奥歯にも入れやすいです。
☆ロールタイプ
必要な長さに切って、指に巻いて使うフロスです。慣れると簡単で経済的です。
糸が引っかかってしまった時に、横から引き抜くことが出来るのも、おすすめなポイントです。
・ワックスタイプとノンワックスタイプがあります。
歯間が狭い場合や、引っかかりやすい場合は、滑りの良いワックスタイプがおすすめです。
歯間が狭い場合や、引っかかりやすい場合は、滑りの良いワックスタイプがおすすめです。
スポンジのように膨らむタイプや、糸の材質によって、しっかり汚れを絡め取ることが出来ます。
・テープタイプ
薄くて、ほとんどほつれない材質なので、歯間が狭い場合や、詰め物があって引っかかりやすい場所がある場合などに使いやすいです。
〈フロスの使い方〉
1、歯と歯の間にフロスをあてて、ノコギリのように横に動かしながら、少しずつ歯間に入れます。
(ロールタイプの場合は、約40㎝切り取り、左右の中指に2〜3回巻き付け、親指と人差し指で糸を持ってピンと張った状態で、歯間に入れます。)
2、歯間に入ったら、上下に動かして奥の歯面、手前の歯面をしっかりこすり、汚れを絡めとります。
3、ゆっくり横に動かしながら引き上げ、歯間から取り出します。
〈フロス使用時の注意〉
・歯肉を傷つけないようにしましょう!
フロスを歯間に入れる際に、グッといっきに入れると危ないです。深く入り過ぎて歯肉を傷つけてしまいます。必ずノコギリをひくように横に動かして出し入れしましょう。
・フロスが引っかかったり、ほつれたりする場合、歯石が付いて歯面がザラザラしていたり、虫歯や、詰め物と歯の境目が合わなくなった所などがあるかもしれません。
※使い方が分からなかったり、心配なことがありましたら、歯科医院でお気軽にご相談くださいね〜(^ ^)