咬合性外傷について

こんにちは!

歯科衛生士の遠藤です♪( ´▽`)
最近、松屋のシュクメルリにハマっています!
季節限定ですぐ終わっちゃうので、気軽に食べれるように冷凍のレトルトパックも買っちゃいました!
シュクメルリは、ジョージアの伝統料理で、ニンニクが効いたホワイトソースとチーズで鶏肉を煮た濃厚なシチューのような感じです。
松屋のは、ごはんに合うように工夫されているようです。
お店のは、大きな鶏肉とさつまいもが入っていてすごく美味しいです!
レトルトパックも、そのままでも美味しいですが、鶏肉・じゃがいもorさつまいも・タマネギなどを焼いたりして具を足すと、さらにお店の味に近づきます!
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今回は、咬合性外傷について!
歯を失う病気の代表として、「虫歯」や「歯周病」がありますが、他にも、「咬合性外傷(噛む力)」が原因で歯を失ってしまうことがあります。
【咬合性外傷とは】
噛む力の過剰な負担が原因で、歯や歯周組織、歯槽骨、顎関節などがダメージを受けて問題が起こることです。
【主な症状】
みなさんは、このような症状はありませんか?
・噛んだときの痛みや違和感。
・歯がグラグラする。
・歯がしみる(知覚過敏)。
・歯の亀裂や破折。
・詰め物がよく取れる。
・顎が痛む。
・頭痛や肩こりがある。
これらは、咬合性外傷の症状の可能性があります。
【原因と対策】
1、不正咬合(歯並びが悪い状態)
歯並びが悪いと、もともと均等に噛めていないことも多く、特定の歯に過剰な負担がかかることで、咬合性外傷を起こしやすいです。
対策:
歯列矯正で歯並びを改善する。
強く当たる部位を削って、特定の歯に負担が集中しないように調整する。
2、歯ぎしり、くいしばり
無意識の歯ぎしりや、強い噛みしめの習慣があると、歯や歯周組織に過剰な力が加わります。
対策:
就寝時用やスポーツ用など用途に合わせたマウスピースを使用する。
日中、安静時に噛みしめてしまう場合は意識して上下の歯を離す。
3、不適合な補綴物や修復物
詰め物や被せ物の高さが合わないなど、噛み合わせのバランスが崩れると、一部の歯に過剰な負担がかかることがあります。
対策:
強く当たる部位を削って高さを調整する。
不適合な物は、今の噛み合わせに合うように補綴物の作り直しを行う。
4、欠損歯
歯の欠損があると、隙間を埋めるように周りの歯が倒れこんだりして歯列がズレてしまったり、隣接する歯や、対合の歯に負担が集中して、咬合性外傷が起こりやすいです。
対策:
歯が無いまま放置せず、ブリッジ・ギシ・インプラントなど早めに欠損を補う治療を行い、噛み合わせのバランスを整えましょう。
5、加齢や歯周病
加齢や歯周病の悪化で歯周組織が弱っていたり、歯を支える歯槽骨が減少した状態だと、通常の噛む力の強さでも、ダメージをうけてしまいます。
対策:
歯周病の治療や予防を行い、これ以上進行させないようにしましょう。
気になる症状がある際や、ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談下さいね(^ ^)