おやつや歯に良い食品について

みなさん、こんにちは!
歯科衛生士の佐藤です☺️

3月は、数年ぶりに秋保温泉に行ってきました!
部屋に露天風呂がついているところに泊まり、好きな時間にお風呂に入ったり、バイキングで美味しいものをたくさん食べられてとてもリラックスできました🌟

また行く機会があったら他の宿も泊まってみたいと思います☺️

 

さて、今回は、「おやつや、歯に良い食品について」お話ししていきたいと思います!

 

《おやつについて》
人間も含め、動物はそもそも甘いものが大好きです。
人間の味覚は、塩味より甘味の許容範囲のほうがずっと広いです。
味の経験の少ない子どもには、特にこの点を気をつけていかないと、どんどん濃い甘さが好きになり、むし歯の原因をつくってしまうことになります…

★赤ちゃんは生まれたときから甘党
生まれてまだ数時間の赤ちゃんでも、甘い液を与えるととても穏やかな表情をします。しかし、苦い液には嫌がる表情を示します。
母親の母乳にも乳糖という甘味が約7%入っているのは、人間が本来甘さを好むからだと思われます。

★おやつの甘さもいろいろ
子どもに濃い甘さを慣らしてしまうと、砂糖の食べ過ぎを招きます。砂糖は美味しい甘味料ですが、過剰な摂取はむし歯や肥満の原因となるため、注意が必要です。
天然の甘さは10〜15%に対し、キャンディーの甘さは80〜90%、キャラメルは60%と甘さが非常に強いため、考えながらおやつを調整しましょう!

 

《歯によい食品について》
むし歯は実は生活習慣病であり、不規則で偏った食事は歯にも悪い影響が出ます。
バランス良く規則正しい食習慣を子どもに与えることは、将来の丈夫な歯をつくる上で、とても重要になります!

★歯に良い食べ物
①歯の基礎をつくる(良質タンパク質)
アジ、卵、牛乳など

②エナメル質の土台をつくる(ビタミンA)
豚肉、レバー、ほうれん草、バターなど

③象牙質の土台をつくる(ビタミンC)
みかん、さつまいも、キャベツなど

④歯の石灰化を助ける(カルシウム、リン)
ひじき、チーズ、しらす、米、牛肉など

⑤カルシウムの代謝を助ける・石灰化の調整をする(ビタミンD)
バター、卵黄、牛乳など

★ゆっくり食べ、しっかり時間をあける
ダラダラ食べをしていると、口の中の酸性度は上がったままになります…
pH5.5以下になると歯は溶けるといわれています。また、よく噛んで食事をすることで唾液が口の中を綺麗にしてくれます!

このように、小さいときから濃い甘さになれないことや、歯に良い食品を知っておくことはとても大切になります!
大切な歯や健康な身体を守るため、バランスの良い規則正しい食生活にしていきましょう✨