子ども歯磨きについて

みなさん、こんにちは!
歯科衛生士の佐藤です☺️

やっと暖かくなり、花粉もすごいですが心地良い天気の日が続いていますね☀️
桜も咲いたので、今年は去年見ていなかった大町西公園の桜を見てきました!
桜を見て春を感じることができてよかったです🌸

 

さて、今回は、『子どもの歯磨き』についてお話ししていきたいと思います!

 

《子どもの歯磨きを始める時期、仕上げ磨きについて》

◉子どもの歯磨きはいつから始めたらいいの?

子どもの歯磨き自体は、乳歯が生えたときからとされていますが、お口の中を清潔に保つためには乳歯が生えてくる前から意識しておくことが大切です!

乳歯が生えてくる前は母乳やミルクを飲ませたあと、指にガーゼなどを巻いてお口の中を拭うように優しくお掃除しましょう👶
こうすることでお口の中を清潔に保つことができますし、お口に触れられることに慣れる練習にもなります✨

◉子どもの歯磨き方法について

乳歯が生え始めてきた頃は、保護者の方が歯を磨いてあげましょう!
お子さん自身の歯磨きも大事ですが、慣れるまでは仕上げ磨きがメインになります。
仕上げ磨きのときは、基本寝かせ磨きを行い、お口の中がしっかり見える状態で行います。
唇を優しくめくったり、小帯などに気をつけて根元や噛み合わせの溝などをこまかく当てましょう🪥
また、歯ブラシ以外にも糸ようじなども活用して、歯と歯の間をお掃除することも大切です。

仕上げ磨きは特に年齢の制限はないので、むし歯予防のためにも、是非小学生のうちは一緒に確認していただけたらと思います✨

 

《歯磨きを嫌がる子どもへの対処》

★強い力で磨かない
強い力で磨いても汚れは落ちるわけではありません。子どもの歯肉は、大人と比べ薄くて敏感なのでやさしい力でこまかく当てましょう。
鉛筆持ちだと丁度いい力で磨けるのでおすすめです♪

★小帯に歯ブラシをぶつけない
上•下唇をめくるとある小帯に歯ブラシが当たると痛いため、磨くときは小帯をガードしながら当てるようにしましょう。

★機嫌がいいときに磨く
機嫌が悪いときだと嫌がることが多いので、もし機嫌が悪いときは寝た後などに歯磨き剤をつけず出来る範囲で磨いたりしましょう。

★カウントしながら歯磨きする
ここまで何秒磨こうなどと、秒数を決めて磨いて休憩してを繰り返して磨くのも効果的です!

★歯磨きの時間を楽しくする
歯磨きの動画や音楽を聴かせたり、お子さんが好きな歯ブラシや歯磨き剤で磨いてもらうのも手段の一つです。少しでもお口を開けられたら褒めてあげましょう😲

丁寧に歯磨きをする習慣は、子どもの頃からとても大切になります。
小学生までは仕上げ磨きも行い、将来むし歯や歯周病にならないよう毎日しっかり歯磨きしましょう🌟