こんにちは!歯科衛生士の鈴木です!
最近とても暑くて大変ですね🥵💦
こんなに暑いとアイスなど冷たいものが食べたくなったり、ジュースなどキンキンに冷えたものが飲みたくなりますよね🍨夏は虫歯のリスクも高くなるので要注意です⚠️
今回は『むし歯の進行』についてお伝えします!
定期検診の際に最後資料をお渡ししていますが、そこに書かれてる「CO、C1、C2」などの文字を見かけたことがあるかと思います!
このC1などの数字は虫歯の進行具合を表すものになります!
◎むし歯の進行について
①CO(初期むし歯)
歯に穴はあいていないですが、白く濁って見えたり薄い茶色に見えたりします。痛みなどの自覚症状はほとんどありません。
❗️CO(初期むし歯)の状態であれば、フッ素の応用などにより、再石灰化を促進させることでむし歯の進行を抑えることができます
②C1(軽度のむし歯)
歯の表面(エナメル質)だけが侵された虫歯です。この時に痛みやしみる症状が見られることはありませんが、少し穴っぽくみえたり、黒く見えます。
歯科医師の判断にもよりますが、セルフケアでむし歯を進行させないように気をつけると、ほとんどの場合は治療は必要ありません。
③C2(中度のむし歯)
むし歯が歯の中の象牙質というところまでに達している状態です。この時には甘いものだったり冷たいものがしみる場合があります。見た目が穴になっていなくても中でむし歯が進行してる可能性もあるので早めの治療が重要です。
④C3(重度のむし歯)
むし歯が歯の中の神経まで進行してしまっています。この時には、何もしなくてもズキズキと痛む症状が出てきます。むし歯菌が歯の神経まで達してしまっているので、歯の神経を取り、歯の中の洗浄、お薬を入れて、最終的には大きい被せ物を付ける所まで治療が必要なので、治療期間が長いです。
⑤C4
C4は歯全体がむし歯で溶かされてしまい、歯が根っこしか残っていない状態です。この状態では歯は残すことが出来ないので歯を抜く必要があります。
むし歯の進行によって治療内容、回数、期間が変わります!1度削ってしまうと歯が弱くなり、気をつけていてもむし歯になってしまう可能性があります🙀
お家でのセルフケアや食事の回数、時間などの食生活の見直しが大切になってきます。また、スポーツなどをしている方はスポーツドリンクを飲む機会が増えてくると思います。スポーツドリンクも砂糖が入っているため虫歯のリスクがとても高くなります😳
お茶やお水を積極的にとり、熱中症に気をつけてお過ごしください🍀