糖尿病と歯周病🦷

こんにちは!歯科衛生士の鈴木です!
最近とても寒いですね🥶早く秋来いー!って思ってましたが冬になっちゃいましたね⛄️
急な気温の変化で体調を崩される方も多いかと思います💦暖かくして体調に気をつけて過ごしてくださいね!そしてこの季節になるとお鍋が食べたくなりますね🍲😋私は鱈が入ってる海鮮鍋が大好きです!その後に雑炊にして食べるのがすごく美味しいんですよね!皆さんの好きなお鍋を教えてください!🍲

さて今回は、糖尿病とお口の中のケアについてお話していきます!
最近は糖尿病と歯周病はお互いに影響を与え合う「双方向の関係」にあります。ではなぜ、歯ぐきの炎症である歯周病が糖尿病に関わってくるのでしょうか?
出血や膿を出しているような歯周ポケットからは、炎症に関連した化学物質が血管を経由して体中に放出されています。
中等度以上の歯周ポケットが口の中全体にある場合、そのポケット表面積の合計はてのひらと同じ程度と考えられています😳歯周ポケットの中身は外からはなかなか見えませんが、手のひらサイズの出血や膿が治療なしで放置されていると考えると、からだ全体からも無視できない問題であることが理解できると思います。
ポケットから出て血流にのった炎症関連の化学物質は、体のなかで血糖値を下げるインスリンを効きにくくします。そのため、糖尿病が発症・進行しやすくなります。

❓糖尿病が歯周病に与える影響

◎免疫力の低下
血糖値が高いと体の免疫機能が低下し、細菌への抵抗力が落ちるため、歯周病が悪化しやすくなります。

◎治癒力の低下
傷が治りにくくなるため、歯茎の小さな傷や炎症が治りにくく、慢性化しやすくなります。

◎細菌が繁殖しやすい環境
高血糖状態が唾液の質や量に影響を与え、細菌が繁殖しやすい環境になります。

◎進行・重症化しやすい
糖尿病患者はそうでない人に比べ、歯周病にかかりやすく、進行も早い傾向があります。

❓ 歯周病が糖尿病に与える影響

◎血糖コントロールの悪化
歯周病の慢性的な炎症は、インスリンの効きを悪くする物質の産生を促進するため、血糖値を上げやすくなります。

◎インスリン抵抗性の増大
体内の炎症物質がインスリン抵抗性を高め、血糖コントロールを困難にします。

❗️改善するために

🌟歯周病の治療
歯周病治療を行うことで、体の慢性炎症が抑えられ、血糖コントロールの改善が期待できます。

🌟血糖コントロールの改善
血糖値の管理をしっかり行うことが、歯周病の予防と進行抑制につながります。

🌟定期的な歯科受診
歯科医院で定期的にクリーニングや歯周病の検査を受けることが重要です。

🌟適切な口腔ケア
歯ブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロスを使って、丁寧に歯磨きをすることが大切です。

糖尿病にかかっている方もかかってない方もメンテナンスや日々のセルフケアは大切になってきます!
定期検診でお待ちしています🎶