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歯肉の増殖をまねく薬

こんにちは。仙台市宮城野区 パーク歯科クリニック 院長の中川です。

夏休みの方もいらっしゃると思いますが、息子の幼稚園も夏休みに入りました!妻が仕事で僕が休みのときは、息子と娘と3人でのお出かけです。出かけ先に迷いますが、先日は定番の水族館に行きました。何度も行っているのに、2人とも大はしゃぎでした。今度の休みはどこにしようか・・・悩み中です。

さて、今回は歯肉の増殖をまねく薬のお話をしていきます。

おもに2種ありまして、1つは抗てんかん薬です。

てんかんとは、大脳皮質の神経細胞の過剰興奮などによって、けいれんや意識消失などの発作を繰り返す中枢神経疾患です。人口約1100人あたり1人、乳幼児~思春期の子供、あるいは高齢者に発症が多いとされています。治療は薬物療法が中心で、投薬で70~80%の患者が寛解します。

抗てんかん薬のなかに、フェニトインという成分の入った薬を長期間服用した場合、副作用として、50%以上のかたに歯ぐきの腫れがみられます。歯ぐきの腫れは、歯と歯の間の歯ぐきからはじまり、歯全体を覆うまでになってしまします。

フェニトインの長期服用による歯肉増殖は、炎症症状に乏しいのが特徴です。しかし、口腔の衛生状態が悪いと、歯肉は赤味を増し、炎症症状が生じてきます。お家でのブラッシングも大切ですが、歯科医院での定期的なメインテナンスでチェックし、歯石をとるなどお口の中をきれいに保つことが重要です。また、歯肉の増殖を減少させるために、医科の主治医にお願いし薬剤の減量た変更をすることもあります。

 

歯肉の増殖をまねく薬の1つに、カルシウム拮抗薬があります。これは、高血圧症や狭心症、心筋梗塞のなどの治療に使われており、カルシウム拮抗薬は、血管の壁の収縮を抑えて血管を広げ、血圧を下げる薬です。

カルシウム拮抗薬を長期間服用している方で、歯ぐきの腫れが起こってしまう方の割合は、約20%といわれています。なかでも、ご高齢の方に起こりやすいようです。その理由として、そもそもカルシウム拮抗薬を服用されている方の年齢層が高いこともありますが、ご高齢の方は歯周病の羅患率も高いため、歯ぐきに歯周病菌が感染し、炎症が起こりやすいからです。

抗てんかん薬と同様に、歯ぐきの腫れを予防するためには定期的なメインテナンスが重要です。もし、歯ぐきの腫れが起こってしまった場合には、幹部を清潔に保ちましょう。症状によっては医科の主治医に相談し、薬の変更することも必要です。また、歯ぐきの腫れがひどいときは、歯ぐきを切って取り除く手術を行うこともあります。

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