どうして虫歯になるの??

こんにちは😃歯科衛生士の夕向です!最近さらに寒くなってきましたね!前回雪アートで作ったジブリの風の谷のナウシカの「王蟲」を紹介させていただきました!今回は第二弾ということでクオリティは下がるのですが、犬神家の一族の「足」を載せさせていただきます!

これは一人で作ったのに加えて、雪が新雪でサラサラしており、すぐ崩れてしまうのでとても苦戦しました💧指のリアルなところも再現したかったのですが、できずにおわりました!こちらも王蟲とおなじ大体2時間ほどで完全しました!かまくらや雪だるま以外にも雪で作れるのがたくさんあるので皆さんもぜひ!!

さて本日は虫歯の進行についてお話しします

⭐︎虫歯のでき方について

口の中にはたくさんの細菌がすんでおり、菌の量は人それぞれです。その中のひとつミュータンス菌が主な虫歯の原因菌です。口の中のミュータンス菌が、食べ物の中の糖分を栄養に、表面にネバネバした物質を作り出します。そのネバネバした物質の中にミュータンス菌や他の細菌が住みつき、どんどん増えていきます。これが歯垢(プラーク)と言われるものです。プラークの中の虫歯菌(ミュータンス菌)は食べ物の中の糖分を材料に酸をつくり、しだいにエナメル質を溶かし始めます。これが虫歯です。

⭐︎虫歯はどう進むの?

・Co:初期虫歯

まだ発生して間もない初期の虫歯を意味します。歯の表面に穴は空いておらず、「白斑」や「白濁」といった症状が認められる段階です。そのため治療を必要としないことが多く、フッ素塗布などの予防を実施することで歯の再石灰化をはかります。

・C1:エナメル質の虫歯

虫歯菌がエナメル質だけにとどまっている段階です。歯の表面に穴は空いていますが、痛みなどの自覚症状は現れることはありません。

・C2:象牙質の虫歯

虫歯菌が象牙質にまで及んでいる段階です。冷たいものや、甘いものがしみるようになります。この時点で治療をすれば神経をとらずにすみます。一刻も早く治療しましょう。

・C3:神経まで侵された虫歯

ここまでくると、虫歯菌が神経にまで到達し、歯の神経や血管を蝕んでいきます。治療方法としては、神経をとらなければなりません。神経が無くなると歯はもろく、欠けやすくなります。

・C4:歯の上の部分(歯冠)が崩壊した虫歯

C4では神経が完全に蝕まれてしまっているのでら痛みなどの症状は消失しています。歯冠部もほぼ崩壊しており、残っているのは歯根のみである場合が多いです。こうなると、治療をして、元の状態に戻すのは困難であることから、多くのケースで抜歯が適応されます。