歯周病と全身の健康の関係について🦷

こんにちは!歯科助手の門馬です!

秋も深まり、朝晩は冷え込む日が増えてきましたね🍁季節の変わり目は体調を崩しやすい時期でもあるので、みなさん体調には気をつけてお過ごしください!

突然ですが、みなさんは「歯周病」がお口の中だけでなく、全身の健康にも関係していることをご存じでしょうか?🦷

歯周病は、歯ぐきに炎症が起こり、進行すると歯を支える骨が溶けてしまう病気です。初期の段階では痛みなどの自覚症状が少ないため、気づかないうちに進行してしまうこともあります。

今回は、そんな歯周病と全身の健康の関係についてご紹介します!

◆ 歯周病とは?

歯周病は、歯と歯ぐきの境目に付着したプラーク(歯垢)の中にいる細菌によって、歯ぐきに炎症が起こる病気です。

初期には、歯ぐきが赤く腫れたり、歯磨きの際に出血したりすることがあります。さらに進行すると、歯を支えている骨が徐々に失われ、歯がぐらついたり、最終的には歯が抜けてしまったりすることもあります。

「痛くないから大丈夫!」と思っていても、歯周病が進行している可能性があります。日頃からお口の状態を確認し、定期的に歯科医院で検診を受けることが大切です。

◆ 歯周病は全身の健康にも関係している?

歯周病による炎症は、お口の中だけの問題ではありません。歯ぐきの炎症によって生じた物質や細菌が血流などを通じて全身に影響し、さまざまな病気と関係していることがわかっています。

ここでは、歯周病と関係が深いとされる健康上の問題についてご紹介します。

① 糖尿病

歯周病と糖尿病には、深い関係があります。

糖尿病があると、体の抵抗力が低下し、歯周病が悪化しやすくなることがあります。一方で、歯周病による慢性的な炎症は、血糖値をコントロールする働きに悪影響を与える可能性があります。

つまり、糖尿病と歯周病は、お互いに影響し合う関係にあるのです。

糖尿病の治療を受けている方は、内科での治療だけでなく、お口のケアにも気を配ることが大切です。

② 心臓や血管の病気

歯周病は、動脈硬化や心筋梗塞などの心血管疾患との関連も研究されています。

歯周病による炎症や細菌が、血管の健康に影響する可能性が指摘されています。ただし、歯周病が直接これらの病気を引き起こすかどうかについては、まだ研究が続けられています。

お口の健康を守ることは、全身の健康を考えるうえでも大切なことなのです。

③ 誤嚥性肺炎

誤嚥性肺炎とは、食べ物や唾液などが誤って気管に入り、お口の中の細菌などによって肺に炎症が起こる病気です。

特に、ご高齢の方や飲み込む力が弱くなっている方は注意が必要です。

お口の中を清潔に保つことで、肺炎の原因となる細菌が増えるのを抑えることにつながります。毎日の歯磨きや舌のケアに加え、歯科医院での定期的なクリーニングも大切です。

◆ 歯周病を予防するためにできること

歯周病を予防するためには、毎日のセルフケアと歯科医院での専門的なケアを組み合わせることが大切です。

① 毎日の歯磨きを丁寧に行う

歯と歯ぐきの境目にはプラークがたまりやすいため、歯ブラシの毛先をきちんと当て、力を入れすぎずに丁寧に磨きましょう。

② 歯間ブラシやデンタルフロスを活用する

歯ブラシだけでは、歯と歯の間の汚れを十分に落とせないことがあります。歯間ブラシやデンタルフロスを使用して、歯ブラシが届きにくい部分も清潔に保ちましょう。

③ 定期検診を受ける

歯科医院では、歯周病の検査や歯石の除去などを行います。自分では気づきにくい歯ぐきの変化を確認できるため、定期的に検診を受けることをおすすめします。

④ 生活習慣を見直す

喫煙は歯周病のリスクを高め、症状を気づきにくくすることもあります。また、糖尿病などの持病がある方は、全身の健康管理とお口のケアをあわせて行うことが大切です。

◆ まとめ

歯周病は、お口の中だけでなく、糖尿病や心血管疾患、誤嚥性肺炎など、全身の健康とも関係していることがわかっています。

毎日の歯磨きや歯間清掃を丁寧に行い、歯科医院で定期的に検診やクリーニングを受けることが、お口の健康を守る第一歩です。

歯ぐきの腫れや出血など、気になる症状がある方は、そのままにせず、ぜひ一度ご相談ください!

これからもお口の健康を大切にして、毎日を元気に過ごしていきましょう!