バイオフィルムについて

こんにちは!パーク歯科クリニック、歯科衛生士の遠藤です♪( ´▽`)

今年もコロナで自粛のゴールデンウィークですね。。。
おうち時間で何しようかな〜♪

毎年、4月中旬からゴールデンウィークくらいにかけてのこの季節、いろんな山菜を食べるのが楽しみです!
宮城蔵王にあるお店に買いに行ったり、山形県尾花沢市の実家からもらったりします!

私はふきのとうなど、あんまり苦いのは食べれないのですが…。

たけのこ、こごみ、わらび、こしあぶら、たらのめ、きのめ、うこぎ、などは好きです!
たけのこご飯、たけのこと牛肉と糸こんにゃくの煮物、山菜の天ぷら、そのまま茹でてクルミと醤油をかけたりなどして食べてます!

とくに、こごみが大好きなので、今回は、こごみの写真を載せますね(^ ^)♪

 

ここからは歯科のおはなし〜。

今回は、「バイオフィルム」について!

「バイオフィルム」って聞いたことありますか?

虫歯や歯周病の原因となる汚れで、歯垢とかデンタルプラークとも言われます。
細菌とその代謝物でできていて、数種類の細菌が集合して増殖した膜状の汚れです。

身近なものだと、お風呂やキッチン、排水溝のヌメリ汚れと一緒です。
口腔内は、温度・湿度、栄養的にも細菌の繁殖に最適な環境です。

歯の汚れって、ただの「食べかす」ではなく、いろんな病気の原因となる「細菌の塊」と思うとちょっと怖いですよね〜(>_<);

………バイオフィルムの特徴………

・不溶性(水に溶けない性質)で、ヌルヌル、ベタベタした膜があり、抗菌剤や消毒薬などが中まで浸透しないため、薬剤が内部の細菌まで効きません。

・水に溶けないので、ウガイだけでは除去できません。ハミガキや機械的な清掃が必要です。

・1度除去しても、放置すると8時間程度で、歯の表面に付着し始め、48時間後には急速に細菌が増え、72時間後には、厚く強固なバイオフィルムになってしまいます。
そのため日々くり返しのハミガキが必要です!

・強固なバイオフィルムになると、お家でのハミガキだけでは落とせなくなってきます。口腔内の隅々や、歯周ポケットの中の深い部分などハブラシでは除去できない所もあるので、歯科医院での機械的な清掃も必要です!

痛みなど、とくに自覚症状が無くても、3ヶ月に1回程度の目安で、歯科医院での検診とクリーニングを行うのがおすすめです!

毎日のお家でのハミガキと、定期的な歯科医院でのメンテナンスでバイオフィルムを取り除き、健康に過ごしましょう!(^ ^)